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まちのドクター探訪

第9回 医療法人啓明会 相原病院 相原 智彦 副院長


チーム体制がシームレスな医療の提供を実現。
ハードとソフトの充実で世界標準の治療を約束します。
■プロフィール
相原智彦(あいはらともひこ)
昭和59年 大阪府立北野高校卒業
平成3年 大阪大学医学部卒業
平成11年 大阪大学医学部大学院 博士号取得
大阪大学第二外科、大阪府立成人病センター、関西労災病院外科勤務
日本乳癌学会乳腺専門医
検診マンモグラフィ読影AS判定
日本乳癌学会評議員
乳癌診療ガイドライン薬物療法委員
日本臨床腫瘍学会暫定指導医

<主な所属学会>
日本乳癌学会
日本外科学会
日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
米国臨床腫瘍学会
医療が身近にあった子ども時代。
父親が医師、母親も薬剤師でしたので、物心ついたときから医療が身近にある環境でした。医師を職業としてみた場合、人から感謝されたり尊敬されるいい仕事だなと思っていたのは確かです。医師を目指して勉強した記憶はないですけどね。小学校の頃は、「じゃりんこチエ」や「マカロニほうれん荘」「パタリロ」などの漫画をよく読んでいましたから(笑)。
中学・高校時代は卓球部、大学に入ってからは軽音楽やスキーサークルに入って活動。仲間と組んだバンドではドラムをやっていました。ホイットニー・ヒューストンとかをコピーして毎週スタジオで練習。そのころの仲間とは今も交流しています。
学生時代からの趣味はF1観戦。
相原病院 休日は、天気が良ければ、子どもと公園でキャッチボールとサッカーをして過ごすことが多いですね。入院中の患者さんもいらっしゃるので、午後からは病院に顔を出したり。読書は出張時にビジネス書や経営学などを読むことが多いかな。学会などで年に数回国内外へ出席するので、家族で旅行などの機会は少ない方でしょう。唯一の趣味はTVでのF1観戦です。学生時代にはイタリア・ドイツ・モナコに観戦に行ったこともあるほど。今も録画して休日に見たりしています。

治療格差を目のあたりにした患者さんとの出会い。
相原病院 相原病院は、父親が1974(昭和49)年に開業。昨年で開設35年になったのを機に、新築移転し、新病院では、ブレストセンターと人工関節センターという二つの専門医療に特化しハード面を整えました。人工関節センター長である弟は人工関節の専門医で、手術がとてもうまいようです。膝や股関節がわるく歩行困難となっていた患者さんが、元気に歩けるようになって喜ばれているのを見ています。
また、乳がんという病気を抱えた患者さんの心に寄り添えるように、メンタルケアを重視したチーム医療を提供しているのも特徴です。一人の患者さんを外来から病棟、術後までチームで支えるシームレス医療、そして、標準治療をお約束しています。
残念ながら、治療にも地域格差が存在します。
労災病院時代、専門家がいない地域でちゃんとした治療も受けておらず、小さい子供さんもいる中で、なんとか助けてほしいと来られた患者さんに出会いました。しかし、もうすでに手の施しようのない状態。もちろん、その主治医の先生はそれがベストだと思って治療している。しかし、標準的なレベルの治療ではなかったわけです。
そういう風に、少なくとも患者さんが治る機会を逸することのないように、最善の治療を受けたと納得できるように、今考えられる最高水準の治療を提供する。つまり世界標準の治療の提供、それが当院が患者さんにお約束することです。

箕面市は府下トップクラスの検診体制。
相原病院 新病院になり、まだまだ完全ではありませんが、100人が100人とも納得してもらえるよう努力しています。待ち時間をなくす、対応を良くするなど、サービス面でも充実を図り、新しい体制を導入。さらに、新しい治療の臨床試験にも参加し、希望される患者さんが受けられる体制をつくっていく予定です。
箕面市は検診に関して、よその市と比べものにならないくらい充実していることをご存知でしょうか。コストや自己負担面でも府下トップクラスです。ぜひこの制度を利用して、早期発見、早期治療となるよう健康管理していきましょう。

<取材後記>
透明な空気感を持つ自然体の相原先生。患者さんには最高の治療を提供したいという情熱は人一倍熱く、そのやわらかな物腰の裏に地域医療を牽引していく意気込みを感じました。

クリニックデータ:相原病院HP
掲載日:2010年09月