桜の訪れとともに!菊炭窯出しとシイタケ菌植え付け

2010.03.28.sun/箕面市上止々呂美

桜の訪れとともに!菊炭窯出しとシイタケ菌植え付け

NPO法人愛農郷(あいのさと)では、菊炭の伝統文化と里山環境保全のための活動を行っています。
この日は、約1週間かけてできた伝統の菊炭と竹炭の窯出しの後、「シイタケ菌の植え付け」が行われました。この作業は桜が咲き始めたこの時期がベストタイミング!一般参加者も含む12名が参加しました。
まずは、密度が高くずっしりと重いクヌギの木に15センチ間隔で深さ5センチの穴をあけます。そこにコマ菌と呼ばれる椎茸の菌を差し込み、ハンマーでたたきこみます。1本に対して約40か所近く植え込めば完成。太陽のちらちら当たる風通しの良い日陰が、シイタケの成長には最高の温湿度環境なのだとか。植えつけられた木々は木陰に置かれ、2年後の収穫時期を待ちます。
大ぶりで水分をいっぱい含んだジューシーなシイタケは、火であぶり塩で食べるシンプルスタイルが一番おいしいそうで、参加者はとれたてシイタケを満喫していました。
竹炭などは市内でも販売されます。詳しくは、みどりまちづくり部農とみどり政策課TEL072-724-6728まで。

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