ロードレーサー 故宇田由香さんに市長表彰

2010.10.08.fri/箕面市役所

ロードレーサー

 箕面出身で、ロードレーサーだった故宇田由香さんに、10月8日、市長表彰が贈られ、夫の宇田裕行さんが倉田哲郎市長から表彰状を手渡されました。
 宇田 由香さんは、1982年生まれ。高校・大学時代には中長距離の陸上選手として全国大会に出場、社会人になってからは第11回全日本自転車競技大会で第2位になるなど
優秀な成績をおさめ、自転車競技の日本の代表として世界選手権などの国際大会にも出場し、箕面市の名声を高めたとして今回表彰されました。
 箕面で生まれ育ち、小学生時代は、こども会やジュニアリーダークラブで活躍。
こども会の駅伝大会に出場したのをきっかけに、走ることに興味を持ち、中学から陸上選手として活躍されたそうです。
 自転車関連の会社に就職したことをきっかけに自転車競技をはじめ、ロードレースを中心に選手活動をスタートさせました。2008年に、コーチだった裕行さんと結婚。
しかし、2009年2月に急性骨髄性白血病を発症し、闘病生活を送りましたが、
今年7月に28歳の若さで亡くなりました。
 市長表彰には、ご両親とお姉さま、お姉さまの娘さんも出席。
裕行さんは、「亡くなってからも由香のことを考えてくださるかたがいらっしゃることをありがたく思います。ロードレーサーとしては精神力が強く、そこで勝負できた選手だった。妻としては、優しくて強く、非常にできたひとだった」と話しました。

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