箕面在住アーティスト展 “2010” 中井芳夫 ガラスアート

2010.10.13.wed/みのお市民活動センター

箕面在住アーティスト展 “2010” 中井芳夫 ガラスアート

 箕面市在住のガラスアート作家・中井芳夫さんによる作品展が、みのお市民活動センターで行われています。展示された5点のガラスアートは、京都手描き友禅の技法を用いた独特な味わいを持つもので、中でも「めばえ」という作品は「第9回関電コラボアート21」で最優秀賞を受賞しています。
 中井さんはかつて「慢性関節リューマチ」を発病し、寝たきり生活を余儀なくされました。8回の手術、5年に渡る闘病生活で「まるで改造人間」だったという中井さん。リハビリによって寝たきりから回復し、車いすで町に出た中井さんは、町中のあちこちにあるバリアの存在に気づきます。段差、階段、歩道の傾斜…健常者のときは気づかなかったバリアが、車いすの行く手を遮る現実。「今はバリアフリーが叫ばれて久しいですが、本当のバリアは人間の心の中にあるのでは。心のバリアはまだまだ取り除かれていないと感じます」と話す中井さんでした。
 作品「めばえ」は、金網を破って伸びる植物のようなものが描かれています。前が中井さん、後ろが奥さんの中井アツコさんを表わしているそうです。闘病、リハビリを通して夫を支え続けた中井アツコさんは「闘病生活を経て、『できないこと』を『どうしたらできるかな』と前向きに考えるようになりました」と話していました。

◆箕面在住アーティスト展 “2010” 中井芳夫 ガラスアート
▽日時:10月11日(月祝)〜17日(日) 9:00〜22:00(17日は19:00まで)
▽場所:みのお市民活動センター フレキシブルコーナー

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