帝釈寺の火渡り修行

2011.02.02.wed/帝釈寺

帝釈寺の火渡り修行

2/2(水)、粟生外院2丁目の帝釈寺で、恒例の福護摩祭りと火渡り修行が行われました。
境内には、心待ちにしていた参拝者が入りきれないほど訪れ、行者たち十数名と住職による行を見守りました。
 護摩に火が点され、もうもうたる煙が舞い上がり、紅蓮の炎が踊ります。すっかり燃え崩れたあとで、燃え殻をならして、火渡りの道がつくられます。まだ燠火の赤く残る上を、まずは行者たちが、胸の前で手を合わせ、精神統一しながら渡っていきます。行者のあとには、一般の参拝客も火渡りに挑戦。中には、赤ちゃんを抱いて渡っていく人も見られました。
 厄払いの意味を持つこの火渡り神事、この日は約250人が火渡りを行い、この一年の無事を祈っていました。

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