豊川北小学校で演劇「人形館」上演!

2011.03.15.tue/市立豊川北小学校

豊川北小学校で演劇「人形館」上演!

 豊川北小学校では、演劇部による演劇「人形館」(上演時間約20分)が上演されました。 
 演劇クラブの活動は年に5回ほど。せっかくの活動もその成果を披露する機会がないことがネックでした。そこで、演劇部が発表する場を作ろうと計画されたのが25分休憩での上演会です。
 10:25。ベルが鳴ると同時に子どもたちは一斉に4Fの多目的室へ急ぎます。在校生の誰もが観劇できるということで、会場には100名以上の生徒たちや先生方が集まりました。
 人間世界が嫌になり人形になることを選ぶ主人公たちに、操られることでしか動けない人形たちが、自由の本当の意味、自己中心的な考え方だった生活を指摘します。
 演劇クラブの15人(4〜6年生)は、連日登校後の朝練習や休憩時間にまで及ぶ練習を重ね、すばらしい迫真の演技!
 笑いあり、ちょっぴり怖いムードありと、シーン転換も本格的。会場内はシーンとなり、お芝居にぐいぐいと引き込まれていきました。
 最後は全員での舞台挨拶のあと、拍手喝采を受け、終演。内容の濃い25分休憩となりました。観劇を終えた男子生徒たちも「おもしろかった!」と満足顔です。
 「生徒に合わせた脚本修正や委員会などもある中での練習時間の確保など、大変なこともありましたが、一番苦労したのは、部員のインフルエンザ感染でしょうかね(笑)」と、顧問の井田淳子先生。
 
セリフの間合いの絶妙なことに加え、それぞれのキャラクターがわずか20分のお芝居の中で描き出されていて、その完成度にはびっくり!ぜひ大きな舞台でも上演してほしいと感じた取材者です。

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