ヒューマンズプラザ20周年講演会・大阪大学総長の鷲田清一さん「テツガク総長が語る」

2011.07.09.sat/ヒューマンズプラザ

ヒューマンズプラザ20周年講演会・大阪大学総長の鷲田清一さん「テツガク総長が語る」

 7/9(土)午後1時から、桜ヶ丘4丁目の桜ヶ丘人権文化センター「ヒューマンズプラザ」で、館の20周年を記念する講演会が行われました。講演のタイトルは「テツガク総長が語る〜地域と市民 良きフォロワーシップとは?」。講師は、大阪大学総長の鷲田清一さんでした。会場は年配のかたを中心に、訪れた90人以上の市民で満席となりました。
 鷲田さんは黒のジャケットに白のシャツ、ノーネクタイのクールビズスタイルで、集まった市民に語りかけていきました。
 3月11日の東日本大震災によって浮き彫りになった、都市生活のもろさ、ライフラインが止まったときにどうしようもなくなる、生きる力の低下について。そもそもそういった状況は、私達の社会が、本来自分達でやってきた身の回りの事をみんな専門家に任せるように変ってきた、人任せの世の中になっていることが原因だと説きました。そして、現在の政局も引き合いに出しながら、成熟した市民社会に必要なのは「リーダーシップ」よりも「フォロワーシップ」なのだ、と鷲田さんは語りかけました。
 時おりユーモアも交えながら、1時間以上に渡って講演し、市民からの質問にも答えた鷲田さん。参加した市民は、みな熱心に鷲田さんの言葉に聞き入っていました。

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