西江寺「蟲供養」

2011.10.01.sat/西江寺

西江寺「蟲供養」

 境内に流れる、雅やかな琴・尺八の音色…10/1(土)西江寺で行われた「蟲供養」の一場面です。
 この「蟲供養」は、奈良時代の僧・行基が山野を行脚したとき、腰に下げた壺に虫のなきがらを拾い集め、供養したのがはじまりと伝えられています。
蟲供養の「蟲」は生きものすべてを指し、森羅万象を供養するという意味があり、毎年、10月の最初の週末に西江寺で行われてきました。今年も市内外から多くの人が訪れ、お茶を味わいながら、絵画、歌、俳句、雅楽など、秋の一日に風流を心ゆくまで楽しんでいました。

page top