第40回箕面市民俳句大会

2011.11.21.mon/箕面文化・交流センター

第40回箕面市民俳句大会

 第40回を数える「箕面市民俳句大会」が開催され、多くの俳句を愛するかたがたが参加しました。(撰者:今井妙子さん、熊野鳥湖さん、小池万里子さん、坪内稔典さん、中谷まもるさん、浜口高子さん、室生幸太郎さん、吉岡翠生さん)
 大会は、大会長の熊野鳥湖さんの開会の挨拶からはじまり、あらかじめ応募のあった作品から大会賞や箕面市長賞などが表彰されたほか、当日句会も行なわれました。
 今年は、137人からご応募があり、その中から大会3賞に選ばれたのは、次のとおりです。

○大会賞 「水澄みてまじめな顔の魚の過ぐ」千原恭子さん(下の写真右上)
○箕面市長賞 「秋の草蹴ってリフトの風に乗る」渡辺善子さん(下の写真左下)
○箕面市教育委員会賞 「木漏れ日を零さぬやうに日向ぼこ」上田陽子さん(下の写真右下)
 また、当日句会には42人が参加し、撰者特選に選ばれたのは、次のとおりです。
○小池万里子選「行くほどに紅葉の人となりにけり」前田忍さん
○浜口高子選「きびきびと着付けられをり七五三」高田梅美さん
○吉岡翠生選「一つづつ秋灯戻る地震の街」栢原和子さん
○熊野鳥湖選「鬼貫を語る夕べの温め酒」三品稀一さん
○今井好子選・中谷まもる選「大根煮る鍋にゆふぐれ来てをりぬ」田中まりさん

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