282年ぶりの「金環日食」みんなで観たよ!

2012.05.21.mon/箕面小学校

282年ぶりの「金環日食」みんなで観たよ!

 5月21日(月曜)午前7時30分。金環日食のピーク時間、箕面市内の小学校では子どもたちの黄色い歓声が上がりました。

 この日、心配されていたお天気も晴れとなり、箕面市立の全小学校ではいつもより1時間30分早い一斉登校が実施され、世紀の天体ショー「金環日食」の観察授業が行われました。
 金環日食は太陽が月に隠れて金色の輪のように見える現象で、大阪で観測できるのは282年ぶり。日食の時間帯が登校時間と重なるため、わき見などによる交通事故などが懸念されたため、子どもたちの安全確保、そして、宇宙への興味・関心を高める絶好のチャンスでもあることから、午前7時15分から8時まで理科(1・2年生は生活)の観察授業を実施しました。

 いつもより早く登校した子どもたちは、配布された日食観察グラスを手に持ち校庭へ集合。校長先生から安全に観察するための注意などを聴き、その瞬間を待ちます。
ピーク時に太陽が一瞬雲に隠れたものの、だんだんとオレンジ色の太陽が三日月になり、そのうちリング状になっていく様子を見つめていた子どもたちからは、
「お〜!」「わぁ、みてみて!」
と、あちこちで声が上がりました。
足元や木の下に落とされる影も三日月形となる不思議に、みんな興味津々です。

校庭には通勤や通学前の中学生や保護者の姿も見られ、
「タイミングよくこの機会に立ち会うことができて本当にラッキーです」
と、ピーク過ぎまで日食観察を堪能した後、足早に小学校を後にしていました。

 箕面小学校の森井國央校長は、
「自然現象を身をもって体験できる貴重な機会です。奇跡的な瞬間をみんなで見ることが出来たことは、子どもたちにとって本当によかったと思います。私自身もその瞬間を見ることが出来、とても感激しました」
と、語りました。
 また、「おそらくこれがPTAだけで早朝登校を検討していれば、反対意見などが出てまとまらなかったと思います。教育委員会が決断してくれて、学校主導で実施してくれたことで貴重な体験ができました」と話す保護者もいらっしゃいました。
 
 観察授業のあと、子どもたちはそれぞれの胸にどんな夢のリングを描いたのでしょうね。

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