日本文化・着付け体験

2013.06.02.sun/箕面市立東生涯学習センター

日本文化・着付け体験

 6月2日(日)、箕面市立東生涯学習センターで「ピラミッド国際サロン〜日本文化・着付け体験」」が開催されました。
 これは、外国人のかたに、着物を着ることで衣服の視点から日本文化の一端を学んでもらおうという催しです(主催:東生涯学習センター、共催:国際交流グループ チャターボックス)。
 無料で着物体験ができるということで、韓国、インド、中国、ベトナム、ラオス、ギリシャ、ロシア、ペルー、タイ、ブラジルと、10カ国15人の男女が集まりました。
親子やご夫婦ご一緒での参加もあり、東生涯学習センターの和室は和気あいあいとした雰囲気です。
 用意された着物や帯から、自分の着たいものを選び、順番に着付けてもらいます。みなさん、自分の個性をよくご存知で、色も柄も、よく似合うものを選んでいらっしゃいます。着付けが終わると「かわいい!」「似合ってる!」とスマートフォンでお互いの姿を撮影し、その場でご家族や友人に写真を送っていました。
 着物の多くは、市民の寄付によるもので、今ではなかなか手に入らないようなしっかりとした刺繍や染めが施された立派なもの。着付けも、下着こそ略式でしたが、着物と帯は本格的で、世界中どこに発信しても「これぞ日本の着物!」と誇れる姿です。
 ご自分の着付けの順番を待つ間は、日本文化の一つ 折り紙の体験も。
 着付け体験終了後は、着付けを担当した藤田貴代子さんとの質疑応答の時間が設けられました。「たもとの長さの違いは何なのか」「浴衣は着物でしょうか」「(韓国では黒は喪の色ですが)着物でタブーの色はありますか?」などの質問があり、答えを興味深そうに聞いていらっしゃいました。
 地域在住の外国人への生活サポートや日本文化の紹介を行っているチャターボックスでは、6月29日(土)午前11時から、東生涯学習センターで「お好み焼きクッキング体験」を開催します。参加費は300円。お問い合わせは、TEL072・728・6355まで。

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