門出の日、涙と笑顔で

2014.03.14.fri/市立第四中学校

門出の日、涙と笑顔で

 3月14日(金曜日)、市立中学校の卒業式が各校で行われました。
 第四中学校では、3年生228人が卒業を迎えました。体育館に詰めかけた保護者や来賓、教職員たちが送る拍手の中、左胸に赤い花を付けた卒業生たちが入場し、席に着きます。
最初に、卒業生による校歌の斉唱があり、思いのこもった歌声が響きました。
 卒業証書の授与では、一人ずつ舞台に上がって、校長先生から証書を受け取ります。舞台正面には、卒業制作の大きな絵が掲げられています。丸い虹がかかり、白い鳥が群れ飛ぶ青空の彼方へ続くはしごと「future(未来)」の文字。証書を手に、ふり返った卒業生一人ひとりの表情が、未来を見つめているようでした。
 送辞を読んだのは、在校生代表の2年生女子。卒業生に対面して、送る言葉を切々と読み上げます。やさしく接してくれた先輩たちへの思いがあふれ、途中から涙がぽろぽろとこぼれ落ち、それにつられるように、すすり上げる音が会場のあちらからもこちらからも上がりました。
 答辞を読んだ卒業生代表の女子は、教職員や保護者、在校生への感謝、3年間の学校生活の思い出、未来への希望と決意を語りました。卒業生たちは仲間の言葉にじっと聴き入りながら、去来する胸の思いをかみしめているようでした。
 卒業の歌は、「あすという日が」「仰げば尊し」の二曲。みんなで歌うのは、おそらくこれが最後となるでしょう。美しい歌声が体育館いっぱいに満ちて、やがて消えていきました。
 最後に、吹奏楽部の演奏する「蛍の光」に合わせて、卒業生は1クラスごとに退場していきました。

 卒業生たちは一旦クラスに戻り、その間に保護者や在校生が、校舎から校門までずらりと人垣を作りました。待つことしばし。ようやく出てきた卒業生たちを、並んだたくさんの笑顔が出迎えます。校門までの数十メートル、祝福をいっぱいに受けながら歩いて行く卒業生たちの表情は、涙もあれば笑顔もあり。3年間、親しんだ学校に別れを告げるように、校門からそれぞれの未来へと向かって、卒業生たちは歩いていきました。

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