萱野三平記念館(涓泉亭)の桜

2017.04.05.wed/萱野3丁目

萱野三平記念館(涓泉亭)の桜

 萱野三平記念館の桜が今年も咲き出しました。
 赤穂藩士、また俳人として名を残す萱野三平。主君の浅野内匠頭が江戸城松之大廊下で吉良義央に刃傷に及んだ際、赤穂への急使を務め、江戸から赤穂へわずか4日で早籠を走らせました。道中、自らの母親の葬列に出くわすも、涙ながらに振り切り赤穂へ急いだという逸話があります。
 赤穂城開城後、赤穂浪士への参加を希望した三平でしたが、三平の父は吉良と関係のある大島家に仕えていたため、忠と孝のはざまに苦しみ、ある冬の日の朝、切腹で若いその命を終えました。
 俳諧の世界にもその足跡を残した三平。俳号を「涓泉(けんせん)と名乗ったことから、記念館は「涓泉亭」とも呼ばれ、元禄の面影を今に残す歴史遺産として、大阪府の史跡に指定されています。三平が住んでいた長屋門には、自刃の間と三平像が公開されています。
 この日、涓泉亭では、箕面観光ボランティアガイドさんが、三平や箕面の桜についてガイド。桜を愛でながら、しばし三平の生涯に思いを馳せました。

■萱野三平記念館「涓泉亭」
場所:箕面市萱野3-10-4
開館:午前10時〜午後5時(月曜休館。月曜が休日の場合は翌火曜休館)
料金:無料