震度7も体験!豊能地区3市2町合同防災訓練

2019.11.15.fri/能勢町営名月グラウンド

震度7も体験!豊能地区3市2町合同防災訓練

 豊能地区の3市2町(箕面市、豊中市、池田市、豊能町、能勢町)が毎年開催している合同防災訓練。昨年は大阪北部地震の影響で中止されましたが、今年は能勢町を中心に大きな被害が発生した想定で実施されました。
 11月15日(金曜日)午前10時。能勢町営名月グラウンドに、防災訓練の参加者や見学者が集まる中、訓練が始まりました。今回は、実際に緊急車両が出動して、救出・救助や負傷者の搬送、放水などの「実動訓練」が行われました。「トリアージ訓練」と呼ばれる患者の重症度に基づいて、治療の優先度を3つに選別する訓練も行われました。そのほか、関西電力の高圧発電車両を使った「停電復旧訓練」や、断水状態を想定した「水道給水訓練」も行なわれました。水道給水訓練では、応急給水タンクに給水車両から水が移され、水質検査の後、水を給水袋に分けて被災者の元へ配られました。最後に、自衛隊や各地域の消防本部などが、倒木や土砂などで倒壊した家屋に取り残された負傷者の救出訓練も行われました。また、地震を擬似体験できる「起震車」を使ったブースも設けられ、参加者のみなさんが体験されました。

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