オーサービジット・翻訳家の日暮まさみちさんが彩都の丘学園を訪問

2013.01.22.tue/彩都の丘学園

オーサービジット・翻訳家の日暮まさみちさんが彩都の丘学園を訪問

箕面市内の小中学校では、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の一環として、作家が学校を訪問する「オーサービジット」が行われています。彩都の丘学園には1月22日(火曜日)の午後、翻訳家の日暮(ひぐらし)まさみちさんが来校し、5年生と6年生およそ40人を対象に講演を行いました。
日暮さんはこれまで、シャーロック・ホームズをはじめ、ミステリーやSF、実用書まで、多くの翻訳を手がけています。その一つ、コナン・ドイル作「名探偵ホームズ まだらのひも」は、2012年の「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」にノミネートされ、主人公のシャーロック・ホームズは見事に主演男優賞を獲得しました。日暮さんは授賞式に出席し、ホームズの代理でオスカーを受け取っています。
自らを「シャーロッキアン」(シャーロック・ホームズ愛好家)と公言する日暮さん。今も人を魅了して止まない、ホームズの魅力とは?彩都の丘学園の子どもたちを前に、日暮さんは静かな口調で語り始めました。
ホームズが活躍したのは19世紀末から20世紀の初め、イギリスではビクトリア女王の時代でした。当時のロンドンの街並み、馬車、服装など、スライドに映し出された写真に、子どもたちは興味深そうに見入っていました。
日暮さんが用意したシャーロック・ホームズの衣装は、子どもたちに大人気でした。大きな虫めがねとパイプ、前後にひさしのついた鹿撃ち帽、インバネスのコートをまとって、次々に誕生するミニ・ホームズ。子どもたちは歓声を上げながら、ホームズになりきっていました。
子どもたちからの質問で、ホームズ物語の一番好きな作品を聞かれた日暮さんは「赤毛組合」や「バスカビル家の犬」を挙げていました。
「ホームズは、友人としてはつきあいにくく、ワトソンもかなり苦労していたようです。でも、やっぱり憎めない人ですね」と語って講演を締めくくった日暮さんに、大きな拍手が送られました。