ライフプラザにおすもうさんあらわる!

2012.03.30.fri/みのおライフプラザ

ライフプラザにおすもうさんあらわる!

 みのおライフプラザのアトリウムでは、奇数月の金曜日に「みんなで歌いましょう ティータイムコンサート」が開催されています。
3月30日(金)はコンサートの後でサプライズなお客様が現れました。
2年ぶりの大阪場所を終えた大島部屋の旭天鵬(きょくてんほう)関、旭日松(あさひしょう)関、旭秀鵬(きょくしゅうほう)関です。
みのおライフプラザ来館者のほとんどが、お相撲さんが来るとはご存じなくて、皆さんびっくり。おずおずと写真撮影や握手をしてもらったあと、大喜びしていました。
三人の関取衆は、みのおライフプラザのアトリウムから箕面市立介護老人保健施設に移動。施設利用者の皆さんとたのしいひと時を過ごしました。
質問コーナーでは「毎朝何時に起きるのですか?」「ちゃんこ鍋の具は何ですか?」などたくさんの質問がよせられました。3人の関取衆はユーモアたっぷりのお答で笑いを誘っていました。
カラオケがお上手という旭日松関、この場で一曲…とのリクエストに「今は歌えません(汗)ピアノなら弾けますが…」ということで、ちょうど場にあったピアノで「ねこふんじゃった」を披露。場が最高に盛り上がりました。
旭天鵬関は現役生活20年の大ベテランで、今後も現役続行を表明しています。会場を後にする時の言葉は「元気でね、風邪をひかないで。来年また会いましょう」その言葉が実現しますように。

えっ、もう満開!?

2012.03.29.thu/西宿1丁目

えっ、もう満開!?

 例年より寒さが厳しかったこの冬。なかなか暖かくならず、桜のつぼみも未だ固いまま。そんな中、いち早く花を咲かせ、すでに満開となっている桜がありました!

…実はこの桜、「河津桜(カワヅザクラ)」と呼ばれる種類で、2003年の「かやの中央」まち開きの際、静岡県河津町から寄贈され、毎年早春のこの時期を彩ってきました。一般的なソメイヨシノよりも一ヶ月は早く開花するのが特徴で、例年3月初旬には咲くものの、今年はさすがに遅めの花となっていました。
 写真は国道171号線萱野交差点北東、千里川沿いの遊歩道のものです。一足早く花見気分を味わいたいかたは、ぜひお出かけ下さい。

英語劇で「大きなかぶ」に挑戦!

2012.03.28.wed/箕面市国際交流協会

英語劇で「大きなかぶ」に挑戦!

箕面市国際交流協会で、小学生を対象に行われた「わくわく春休み子ども英会話」。3月26日(月曜日)〜28日(水曜日)の三日間、講師の「ドン先生」ことドナルド・ギャグナーさんから、英会話を楽しく学びました。
最終日には、参加した9人の小学生による「大きなかぶ」の英語劇が披露されました。英語で一人ずつ自己紹介したり、英語のセリフを大きな声で話したり、舞台の道具などもみんなで作ったということで、楽しいお芝居に大きな拍手が送られました。

キッズ感染セミナー「ばい菌を見てみよう」

2012.03.28.wed/箕面市立病院

キッズ感染セミナー「ばい菌を見てみよう」

春休みまっただ中の3月28日(水曜日)、箕面市立病院で小学生向けに「キッズ感染セミナーばい菌を見てみよう」が開催されました。ばい菌を培養したシャーレを見たり、肉眼では見えない微小な菌を顕微鏡で観察したり、普段は見られない菌のようすに子どもたちは興味深げ。ばい菌を退治する手の洗いかた、正しいマスクの着けかたなど、日常生活で大切なことも教えてもらいました。手についたばい菌を見る装置では、しっかり手洗いをしたつもりなのに、手を差し込むとばい菌のついた部分が蛍光色に光って、まだこんなについている!と驚く参加者のみなさんでした。
 また、箕面のゆるキャラ・瀧ノ道ゆずるも特別ゲスト出演。手洗い講師として、楽しく手洗いのしかたを伝えていました。1時間のセミナー、最後には参加者に「手洗い博士」表彰状がゆずるから手渡され、にこやかに記念撮影も。みんな楽しそうでした。

おもちゃ病院 in シニア・カフェ

2012.03.25.sun/みのお市民活動センター

おもちゃ病院

こわれたおもちゃを修理してくれる「おもちゃ病院」が、3月25日(日曜日)みのお市民活動センターで開催されました。修理を担当するのは、ボランティアのグループ「おもちゃリフレッシュ工房”ジョイフル”」のみなさん。男性ドクターたちは、子どもたちが持ち込んだおもちゃを調べて、症状から故障箇所を診断し、切れた電線やこわれたスイッチを修理していきます。女性ナースたちは、手足の取れたぬいぐるみなどの修理を担当。これまで持ち込まれたもののうち、80パーセントは修理できた実績を持つそうです。
 おもちゃ病院では、こわれたおもちゃを治すことによって、ものを大切にする心を育み、多世代交流のコミュニティーを作ることを目指しています。治療費(修理費)も部品代以外は無料となっています。
 修理が済んで、元通り動くようになったおもちゃに、子どもたちはにっこり。「喜んでくれるその笑顔が、私たちのごほうびです」と話すおもちゃドクターのみなさんでした。

親子で楽しむ中国語

2012.03.24.sat/みのお市民活動センター

親子で楽しむ中国語

3月24日(土曜日)、みのお市民活動センターで開催された講座「親子で楽しむ中国語」。あいさつ「ニーハオ」から始まって、「シェシェ(ありがとう)」「ザイジェン(さようなら)」などの基本単語や、中国語の歌を歌ってみたり、中国語の絵本を読みながら、出てくることばを覚えたり。和気あいあいとした雰囲気で、参加した家族は楽しそうに中国語を学んでいました。

いけ花展

2012.03.24.sat/箕面文化・交流センター

いけ花展

 箕面市茶華道文化連盟主催の「いけばな展」が、3月24日(土曜日)・25日(日曜日)の2日間、箕面文化・交流センターで開催されました。さまざまな流派が一堂に会して、それぞれの技を披露する恒例行事で、いけ花ファンの市民も多く訪れていました。

ギター・ウクレレのアンサンブル体験

2012.03.24.sat/箕面文化・交流センター

ギター・ウクレレのアンサンブル体験

3月24日(土曜日)箕面文化・交流センターで、クラシックギター・アコースティックギター・ウクレレを気軽に楽しむ体験会が行われました。先生の指導に従って鳴らすはじめてのウクレレ、慣れない手つきながら、ポロン、ポロンと素朴な音色が響き、参加者のみなさんは楽しそうなようすでした。

春休み手づくり紙芝居講座

2012.03.23.fri/西南図書館

春休み手づくり紙芝居講座

 3月23日(金)・24日(土)と27日(火)〜29日(木)にわたって、西南図書館では「春休み手づくり紙芝居講座」が行われます。主催するのは箕面を中心に活動している「人と本を紡ぐ会」です。
 今回で13回目となる「紙芝居講座」、講師は紙芝居作家のときわひろみさん。親しみやすい語り口で、参加者に向けて紙芝居の基礎から説明していました。
 初日となる23日は、実際に紙芝居を観てイメージを膨らませるところから始まります。「大げさでいい。普通だったらありえない、起こらないことも紙芝居の中だったら実現するんだよ」と、ときわさん。子供たちとの会話のキャッチボールの中から、紙芝居のストーリーになりそうなことをピックアップしていきます。
 今日の宿題は、紙芝居のストーリーを考えてくること。「もしまとまらなくても、そのまま持ってきてくださいね」とのことでしたが、参加した子供たちに聞いてみると、かきたいストーリーが決まっている人もいました。世界でただ一つの紙芝居、どんな作品ができあがるかな?

幼稚園ご卒園、おめでとう!

2012.03.21.wed/とよかわみなみ幼稚園

幼稚園ご卒園、おめでとう!

3月21日(水曜日)は、箕面の市立幼稚園で卒園式が行われました。
とよかわみなみ幼稚園では、多くの保護者が式に参加して、卒園証書を受け取るわが子の姿を涙ながらに見守っていました。幼稚園の制服もこれで着納め、4月からは小学生。門の前は記念撮影する親子であふれ、空は門出を祝うように青く晴れ渡っていました。

小さい春、見つけた!

2012.03.20.tue/箕面市内

小さい春、見つけた!

3月20日(火曜日)は「春分の日」。風はまだ冷たいものの、おだやかな晴天となり、市内の公園は祝日をのんびりと過ごす親子でにぎわっていました。この冬は厳しい寒さが続きましたが、春の訪れを知らせるつくし、ふきのとうなども、ようやく顔を見せ始めています。
身近にある「小さい春」、探してみませんか?

家族で豪快アウトドアクッキング

2012.03.20.tue/教学の森野外活動センター

家族で豪快アウトドアクッキング

お天気に恵まれた春分の日、3月20日(火曜日)。教学の森野外活動センターで「家族で豪快アウトドアクッキング」が開催されました。これは教学の森で活動するキャンプカウンセラーの学生たちが「親子で楽しめるイベントを」と企画したもので、13組の家族が参加して行われました。
アウトドア料理のメニューは、

・春野菜をふんだんに使ったゆで野菜のサラダ
・ダッチオーブンで焼き上げたあつあつパン
・ほくほくの石焼きいも
・魚介類たっぷりブイヤベース

このブイヤベースは、仕上げに熱く焼いた石を鍋に放り込んで完成させるという、まさに「豪快料理」。参加した家族たちは、かまどに火を起こしたり、材料を刻んだり、楽しそうに料理に取り組んでいました。
 完成した料理は、どれも本当においしかったそうです。この日のため、キャンプカウンセラーのみなさんは泊まりこみで用意してきたということですが、喜ぶ家族の姿に「疲れも吹き飛びました」と話していました。

アートなひとときを楽しんで「文藝復興のすすめ」

2012.03.17.sat/箕面文化・交流センター

アートなひとときを楽しんで「文藝復興のすすめ」

 3月16日(金)の午後3時〜9時と17日(土)の朝11時〜午後8時、箕面文化・交流センター地下1階で「文藝復興のすすめ」が開かれました。主催したのは、大阪外国語大学をルーツにもつ大阪大学外国語学部のメンバーを中心とした「がいごのすすめ」の皆さん。大阪大学の学生のみならず一般のアーティストも招き、ひとつのアート空間をつくりだします。
 中央の「ライブペイントブース」では、ペインターがそれぞれ思い思いの画材を使い、2日間かけて絵を作り上げていきます。また、飲食ブースも設けられ、お酒や軽食の販売も行われました。
 メインギャラリーでは、広い空間にアート作品の展示があるほか、「覗き箱」と題された一つの大きな箱が。箱の外側には、中を覗く事が出来る小さな穴がたくさん空けてあり、来場者ははその穴を通して中で行われているパフォーマンスを楽しんでいました。来場されたお客さんは、ジャズの演奏や、フラメンコ、ベリーダンスなど、ふつうのステージとは一味違った趣きで楽しんでいるようでした。

K-POPダンス無料体験会

2012.03.17.sat/スカイアリーナ

K-POPダンス無料体験会

3月17日(土曜日)スカイアリーナで、無料のK-POPダンス体験会が行われました。多くの市民が参加し、人気グループ「KARA」などの曲に合わせて、振り付けを学びながら大いに汗を流して楽しみました。

三中演劇部、合同発表会のリハーサル

2012.03.17.sat/箕面文化・交流センター

三中演劇部、合同発表会のリハーサル

3月18日(日曜日)箕面文化・交流センター8階大会議室で「箕面市立中学校演劇部合同発表会」が行われました。現在、市内の中学校では演劇部は第三中学校のみで、今回は池田市立池田中学校の演劇部が参加して行われました。写真は前日のリハーサルのようすで、本番さながらの熱の入った稽古となっていました。

レスリング日本一!千森稔矢さん

2012.03.15.thu/箕面市役所

レスリング日本一!千森稔矢さん

 昨夏行われた「第28回全国少年少女レスリング選手権大会 小学生の部3年生30kg」で優勝し、3連覇を果たした千森稔矢さんが、市長表彰を受賞しました。
 お姉さんの影響で4歳からレスリングを始めましたが、いつしかお姉さんよりも熱が入り、今では週4回練習に通います。そして、なんと全国大会で3連覇を達成しました。
 お母様とおじい様、おばあ様と市長室を訪れた千森さんは「試合前は緊張しますか?」という市長の問いかけに「ウォーミングアップを始めるとすぐに緊張しなくなります。勝つことしか考えていないので、自信がなくなったことはありません」と堂々と答えていました。 今年も5月の大阪府民大会を経て、気持ちは7月の全国大会4連覇に向かっています。オリンピックイヤーの今年は、壮行会も行われるそうです。
自宅では懸垂で鍛えている千森さん、今年もナンバー1めざしてください!

第四中学校卒業式

2012.03.14.wed/箕面市立第四中学校

第四中学校卒業式

3月14日(水曜日)、箕面市の公立中学校で卒業式が行われました。
第四中学校の卒業生は、6クラス238名。たくさんの保護者が参席する中、胸に赤い花をつけた卒業生たちが、体育館に入場しました。卒業証書授与式では、一人ずつ壇上に上がって、校長から卒業証書を受け取っていました。
 校長の式辞では、卒業生たちの過ごしてきた三年間の思い出なども語られました。修学旅行では、空港の待ち時間に座って整列する四中生の姿に、他市の中学校長からほめ言葉をもらって嬉しかったそうです。
 卒業生が歌ったのは「あおげば尊し」。

♪あおげば尊し わが師の恩
♪教えの庭にも はや幾とせ

式の終わりには在校生、先生、保護者たちが花道を作り、拍手で卒業生を送り出しました。たくさんの涙と笑顔、手には花。降りそそぐ初春の日差しに、門をくぐる着納めの制服たち。向いの萱野東小学校の守衛さんが「おめでとう!」と声をかけ、卒業生が「ありがとう!」と答える場面もありました。

箕面から被災地へ 心の絆

2012.03.11.sun/箕面マーケットパークvisola エルステージ

箕面から被災地へ 心の絆

 東日本大震災の発生から1年の節目である3月11日(日)、箕面マーケットパークvisola エルステージで、赤十字奉仕団と社団法人箕面青年会議所による震災復興活動が行われました。会場では、募金活動を中心に、被災地での箕面市職員による支援活動や今すぐ家庭でできる事前の備えについてのパネル展示、ミニコンサートなどがあり、地域のコミュニティラジオ局 タッキー816みのおエフエムもタッキースペシャル『箕面から被災地へ 心の絆』と題して公開生放送を実施し、コンサートや派遣職員の現地での貴重なお話などを放送しました。 
 ミニコンサートに参加したのは、箕面歌姫大使の中野サユリさん、アコースティック デュオLuckDuck、箕面歌謡ロック大使、聖母被昇天学院コーラスクラブ・聖歌隊のみなさん。被災地へ心を込めて歌声を届けました。
 また、箕面市から被災地に派遣された職員による「被災地報告会」では、消防署東分署の松浦光洋さん、建築住宅課の平山福太郎さん、健康増進課の西村智美さんから、粛々と現地のようすが語られました。箕面市では現在も継続して被災地に職員を派遣しており、今後も支援を続けていくということです。
 そして、地震発生の午後2時46分に、東北方面に向かって会場全員で1分間の黙とうが捧げられました。
※派遣職員のかたの報告は、タッキーブログに詳しく掲載しています

ようこそ、太極柔力球の世界へ

2012.03.11.sun/スカイアリーナ

ようこそ、太極柔力球の世界へ

3月11日(日曜日)、新稲2丁目のスカイアリーナでは「太極柔力球」の無料体験会が開催されました。
太極柔力球とは中国で生まれたスポーツ。団扇のようなラケットに、見かけは野球のボールにそっくりですがはずまない球を乗せて、落とさないように動くものです。
聞き慣れない名前に、いったいどんなものかと、定員20名をはるかに超える29名の方がスカイアリーナに集結しました。
まずはストレッチなどで体をほぐしたあと、それぞれラケットとボールを持ち、講師の川浦豊(かわうら・とよ)さんの動きをまねていきます。
膝を屈伸させながら左右に腕を振る基本的な動きから、回転をかけたり、ボールを飛ばしたりと、1時間半の中にエッセンスがぎっしり。その動きは急激に心拍数があがるのではなく、体の中からじんわりと温まる緩やかなもの。途中からは、暑い暑いと、着こんだウェアを脱ぐ方が続出しました。
体験された皆さんのほとんどが「じんわりとした動きなので無理なく続けられそう。箕面市内で教室があれば習いたい」と話していました。
体験会では、ネットを挟んでの競技形式や、多人数での演武なども披露され、太極柔力球の奥深さを垣間見ることができました。
最後に、講師の川浦さんによる演武が披露され、盛んな拍手を受けていました。

第26回東生涯学習センターグループフェスティバル

2012.03.10.sat/東生涯学習センター

第26回東生涯学習センターグループフェスティバル

3月10日(土曜日)、11日(日曜日)の二日間、第26回東生涯学習センターグループフェスティバルが開催されました。日頃、館を利用するさまざまなグループの人たちが集まって、年に一度開かれるお祭りで、今年もさまざまな作品展示やステージ発表が行われ、活動の成果が存分に披露されていました。訪れた人たちも和やかな表情で、作品に見入ったり、地下二階のカフェでくつろいだり、舞台を楽しんだりしていました。

第七回箕面芸術祭 レビュー「銀河鉄道の夜」

2012.03.10.sat/メイプルホール

第七回箕面芸術祭 レビュー「銀河鉄道の夜」

多くの市民が参加して上演される「箕面芸術祭」も、今回で七回目を迎えました。
作品は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。一般公募の役者、コーラス隊、バレエ教室や日本舞踊、ダンスサークルなどが参加して、荘厳な賢治の作品世界を舞台上に表現していきました。
上演は、
(1)3月10日(土曜日)午後6時30分
(2)3月11日(日曜日)午後2時
二回とも、メイプルホールの大ホールは観客でいっぱいになりました。

物語は、宮沢賢治の弟・清六が、未発表の作品を見つけるところから始まります。ページをめくるうちに、舞台はいつしか物語の中になっていました。
 少年ジョバンニは、病気の母を支えるため、放課後は活版所で働いています。友だちと遊ぶ時間もなく、クラスでは浮いた存在です。ケンタウル祭の夜、ジョバンニが一人で草原に寝転んでいると、どこからともなく汽車の音が聞こえてきました…。
 気がつくと、そこは銀河を往く列車の中。向いには、親友のカムパネルラが座っていました。
「母さんは、ぼくを許してくれるだろうか」
一人ごちるカムパネルラに、ジョバンニはけげんな表情。それでも、窓に広がる壮大な宇宙の星を眺めながら、天の川の発掘現場を訪れたり、鳥を捕る男に出会ったり、楽しい銀河の旅は続きます。
「切符を拝見します」
突然現われた車掌に、ジョバンニは青ざめます。どうしよう、切符なんか持ってない…追い詰められ、夢中でポケットの紙切れを取り出すジョバンニ。
「これは…三次空間からお持ちになったのですか?」「なんだかよくわかりません」
それは、どこまでも、本当の天上にさえ行ける切符だったのでした。

いつの間にか、車内には女の子と幼い弟、家庭教師の青年が立っています。北の海で船が沈み、気がつくとここに来ていた…そんな身の上を語る青年。カムパネルラと仲良くする女の子に、ジョバンニは嫉妬したりもしますが、いつしか打ち解けていきます。
そうこうするうちに、サウザンクロスの停車場が近づきます。
「私たちはここで降りるのです」
巨大な天の十字架にぬかづく人々。青年たちの姿もその中に消え、車内にはジョバンニとカムパネルラの二人きりとなります。どこまでも一緒に行こう、ジョバンニの言葉にうなずきながらも、窓の外に母の姿が見えると言うカムパネルラ。
「あそこにいるの、ぼくのお母さんだよ」

暗転。

振り向くジョバンニ。そこにいたはずのカムパネルラの姿はなく、ジョバンニは一人きりになっていました。

泣きながら目を覚ましたジョバンニが街へ戻ると、大勢の人が川の中を探しています。級友から、カムパネルラが川に落ちたことを聞いたジョバンニは、彼との永遠の別れを知るのでした。

エピローグは再び清六のシーン。物語を読み終えた彼の後ろに、いつしか勢ぞろいする登場人物たち。厳かな合唱が湧き起こり、光に包まれて、舞台はフィナーレを迎えました。

劇中では、「注文の多い料理店」「水仙月の四日」「いちょうの実」「風の又三郎」「よだかの星」といった宮沢賢治の名作が、各舞踊団体によって表現され、盛りだくさんな内容になっていました。また、劇中の音楽は全て生演奏で、舞台に彩りを添えていました。

音とあそぼう!

2012.03.08.thu/中小コミセン

音とあそぼう!

小春日和の3月8日(木曜日)、中小コミセンでは0歳〜1歳児を対象にしたリトミックの教室が開かれています。ピアノに合わせてお母さんといっしょに体を動かす子どもたちは、本当に楽しそう。びっくりして泣き出す子や、音に合わせて声を出す子もいました。音楽を通してお母さんと触れ合う、のどかな時間でした。

彩都の丘学園、校歌ができました!

2012.03.08.thu/彩都の丘学園

彩都の丘学園、校歌ができました!

2011年4月に、箕面市彩都地区に開校した「彩都の丘学園」。先ごろ、待ちに待った校歌が完成し、子どもたちは新しい校歌の練習に励んでいます。
 校歌を作ったのは「ロバの音楽座」のリーダー、松本雅隆(まつもと・がりゅう)さん。ヨーロッパの古楽器などを用いた演奏で全国を回っているグループで、学園の保護者と松本さんが知り合いだった縁で、校歌の制作が依頼されました。その後、松本さんは演奏旅行で北海道へ向かうとき、フェリーのデッキから東北の被災地沿岸を見つめているうちに、曲想が湧いてきたそうです。「この地球を大切にしよう…そんな思いを込めて作りました」
 3月8日(木曜日)、「ロバの音楽座」のみなさんが、ツアー移動の合間をぬって彩都の丘学園を訪れました。学園の1年生から9年生(中3)まで、全員が体育館に集合し、練習してきた校歌を披露すると、松本さんたちはその歌声に聴き入りました。

♪ここは私たちのふるさと
♪彩都の丘 夢見る学園…

シンプルで覚えやすく、それでいて心に残る美しいメロディ。
リフレインでは手拍子も入るなど、既存のイメージにとらわれない校歌となっていました。
「よし、じゃあここで動きも入れてみよう」
松本さんの指導に、見よう見まねで左右にステップを踏む生徒たち。次第に興が乗ってきて、歌いながら生徒たちの顔も、いつしか笑顔にほころんでいました。ピアノに手拍子、足踏みとリコーダーまで加わって、歌声は体育館に満ちていきました。
生まれたばかりの新しい校歌。この先、末永く歌い継がれていくことでしょう。

萱野小学校3年生の「地域CM発表会」

2012.03.08.thu/萱野小学校

萱野小学校3年生の「地域CM発表会」

3月8日(木曜日)、萱野小学校では3年生の皆さんが作成した「地域CM発表会」が行われました。
地域CM作りは総合学習の一環で、10グループに分かれた3年生88名が、約半年かけて地域を調べ、CM企画制作の専門家の指導も受けながら、それぞれ約1分間の作品を作りました。発表会には、CM制作に協力した地域のみなさんや、保護者のかたたちも参加しました。
作品の内訳は
・萱野南図書館 ・萱野老人いこいの家 ・芝の田畑 ・ライフプラザ ・らいとぴあ21 ・萱野小コミセンくすのきの家 ・参加型コミュニティカフェ「NICOplus」 ・楽駄屋 ・萱野三平記念館 ・ケンパ道
どの作品も、テーマ曲やキャラクターが考えられており、力作ぞろいでした。
 これらの作品は萱野小学校のホームページからYouTubeにリンクされていて、子どもたちが作ったCMを3月いっぱい見ることができます。(期間終了後、動画のアクセス数が子どもたちに伝えられますので、ふるってご覧下さい)

アートの広場「油絵の魅力」

2012.03.07.wed/みのお市民活動センター

アートの広場「油絵の魅力」

みのお市民活動センター・アートスペースでは、3月7日(水曜日)〜3月21日(水曜日)の期間、「油絵の魅力」と題して、箕面市在住の佐藤吉憲さんの作品(人物画5点、風景画5点、静物画5点)が展示されています。趣味で油絵を描いているという佐藤さん、人物画では子どもを描いた作品が多く、表情が生き生きとしてあたたかい印象を受けます。重厚な油絵の作品、その全体から、対象への佐藤さんの優しいまなざしが感じ取れるような作品展です。

3月の箕面山七日市

2012.03.07.wed/阪急箕面駅前商店街

3月の箕面山七日市

 段々と春の暖かさが近づいている3月7日、阪急箕面駅前周辺の商店街や瀧道で、お得な特典満載の箕面山七日市が行われました。
 イベント開始の午前10時からは、各商店が出すお得な特典と共に、みのお本通り商店街が中心となってCafe de CRIEからベルギーチョコドーナツが総勢150人のかたに振る舞われました。
 また、瀧道では箕面産市が行われ、早春の瀧道ケヤキ前広場で5店がブースを出し、商店街とともに瀧道も賑わいました。
 さらに、午前中にはタッキー816みのおエフエムの生中継もあり、今回はみのお本通り商店街の役員のかたや、サンクスみのお商店会にある美容院 MAISON DE BEAUTE(めぞんどぼーて)箕面店に伺い、箕面山七日市のイベントのようすや魅力的なお店の紹介を元気いっぱいにリアルタイムで発信しました。
 次回の七日市は、4月7日と15日にも開催!お得な特典やイベントが盛りだくさんご用意してみなさまのお越しをお待ちしております!

梅の花が咲きました

2012.03.04.sun/桜1丁目

梅の花が咲きました

厳しい寒さが続いたこの冬。多くの人が待ちわびていた春の便りが、ようやく届きました。
川沿いの紅梅、ふくらんだつぼみがついに開き始めたのです!
例年より遅い開花ですが、春の先がけとして、紅白の花がこれから街中を彩っていくことでしょう。
メジロやヒヨドリといった小鳥もやって来て、梅の開花を喜ぶように、枝の間に遊んでいました。

西南公民館の第30回活動祭

2012.03.04.sun/西南公民館

西南公民館の第30回活動祭

3月3日(土曜日)、3月4日(日曜日)の二日間、西南公民館グループ協議会の第30回活動祭が行われました。琴・詩吟・マンドリンなどのサークル発表の部、手芸・陶芸・写真などのサークル展示の部があり、会場はたくさんの来場者でにぎわっていました。
 けん玉の発表では、5歳・8歳・11歳の三兄弟が出演し、技を成功させるたびに大きな拍手が上がっていました。
 日頃から館を利用する人たちの交流の場として、毎年行われている活動祭。今年も和やかな雰囲気で、訪れた人たちは祭りを楽しんでいました。

春一番!箕面・雛遊びの宴 

2012.03.03.sat/ヴィソラふれあいパーク(箕面市立かやの広場)

春一番!箕面・雛遊びの宴 

 3月3日(土)のひなまつりの日。ヴィソラふれあいパーク(箕面市立かやの広場)で、『箕面「春の宴・大人の雛まつり」〜ちょっと早めの箕面の春を見つけに行きませんか〜』の最終イベント「箕面・雛遊びの宴」が行われました。
 箕面市茶華道文化連盟による「なでしこ野点会」、箕面ならではの商品が売りの店舗ブースがズラリ「箕面逸品市」、箕面逸品の商品やミニチュア雛人形・お雛さま携帯ストラップなどが当たる「なでしこ大抽選会」、そして、春一番ステージの模様は、タッキー816みのおエフエムでライブ中継されました。
 途中、会場に、たきのみち ゆずるや熊本のゆるキャラ くまモンが飛び入り参加!たちまちみなさんに囲まれていました。
 また、ゆずるが梅花女子大学チアリーディング部レイダースのみなさんにリフトアップしてもらうハプニング!?も。楽しいひなまつりの一日でした。
春一番ステージ出演者: 
粟生和太鼓クラブ、LuckDuck、チェリーエンジェル、紫水会、梅花女子大学チアリーディング部レイダース、よさこい連「わ」

教学の森 合同消防訓練

2012.03.01.thu/箕面市立青少年教学の森野外活動センター

教学の森 合同消防訓練

3月1日(木曜日)朝9時30分、箕面市立青少年教学の森野外活動センターにおいて、春の全国火災予防運動に伴う事業所合同消防訓練が行われました。火災が発生しやすい時期を迎えるに当たって、消防機関とセンターが連携して消防訓練を実施することにより、相互の連携強化や防火意識の高揚を目的にしたこの訓練。消防署、消防団、教学の森野外活動センターから、合わせて40名以上が参加して行われました。
 ホースがつながれ、建物への放水が始まります。参加者はてきぱきと各自の分担をこなし、スムーズに訓練は進みました。「途中でホースが切れた」という想定で、その対応も行っていました。
 火災に気をつけ、自然豊かな箕面の山を守り続けて行きたいものです。

一中生徒会の被災地報告

2012.03.01.thu/箕面市役所

一中生徒会の被災地報告

今年の2月17日(金曜日)〜19日(日曜日)、箕面市立第一中学校生徒会の役員4名が、東日本大震災の被災地である岩手県の大槌町、釜石市を訪問しました。街頭募金で集めた義援金35万9274円、プランター、メッセージカード、絵本100冊などを現地に届け、大槌中学校の生徒と交流するなど、箕面の中学生代表として使命を果たしてきた一中生徒会のみなさん。3月1日(木曜日)には箕面市役所を訪れ、市長の前で被災地訪問のようすを報告しました。

「現地に行くまでは、震災から1年が経とうとしていることもあり、復興が進んでいると思っていましたが、それは間違いでした」
大槌中学校の生徒に迎えられ、初めはお互い緊張していたものの、すぐに打ち解けて仲良くなったというみなさん。方言交流も行ったということです。
「箕面からのメッセージカードが、とても喜んでもらえて…。募金も渡すことができて、ひとまず役割を果たせてよかったと思いました」
震災当時のDVDには、津波と火災、叫び声、あっという間に街が消えていくようすが生々しく収められていて、改めて震災の恐ろしさが身にしみたといいます。
そのあと、被害を受けた校舎の見学では、ひしゃげた車が山積みとなったグラウンド、浸水した1・2階ではほとんどの窓ガラスが抜け、床も天井も外れ落ち、泥が残ったままの状態を確認しました。
「一番ひどかったのは、家庭科室だった所でした。火災を起こした家が、津波で流されて燃えながら衝突して、コンクリートの壁は壊れ、高熱でブレーカーが溶けていました」

家庭科の先生が、大切に使っていた教室だったのにね…。

大槌中の生徒がそのときつぶやいた一言が、強く記憶に残ったそうです。
震災によって、大槌中では二人の生徒が亡くなりました。旧校舎に残されたその生徒の机には、「大好きだよ」と級友からのメッセージが書かれていました。

仮設住宅を訪問した生徒会のみなさんは、その狭さに驚きました。冬は窓が凍って開かなくなり、風呂も追い炊きができないなど、困難な状況が続いています。そんな中、被災地の住民たちからは
「本当に来てくれてありがとう。いっぱい支援をもらって、感謝しています。
 私たちがみなさんにできるお返しは、精いっぱい笑顔で毎日を生きることだと思っています」
そんな人たちの姿に、「こちらが逆に元気をもらった」と口をそろえる生徒会のみなさんでした。
「1年が経ち、現地ではボランティアが減っています。震災が忘れかけられている、そのことが心配です」
これからも自分たちにできることを考え、継続的な支援に取組みたい。決意を持って語る中学生たちの言葉に、居合わせた大人も感じ入っていました。

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