とんど祭

2021.01.15.fri/瀬川神社

とんど祭

 1月15日の小正月に、お正月に飾った注連飾りなどを持ち寄って焼き、無病息災を願う「とんど」の行事が、箕面市内の各寺社で行われました。
瀬川1丁目の瀬川神社でも、午前10時から「とんど祭」がスタート。氏子のみなさんが前日から準備した、人の形をしたやぐらに火がつけられ、参拝者が持参した正月飾りが次々と燃えていきます。火が勢いよく燃える「パチパチ」という音や、正月飾りの竹が燃えるときに出る「ドン!」という音が境内に響きました。
この「ドン!」という音が「とんど」と聞こえることが、行事名の由来になったそうです。やがて、年神さまを、今年の恵方(えほう)「南南東」へとお送りするため、やぐらの縄をその方角へ引き倒すと、炎は空高く舞い上がっていきました。
 今年は、新型コロナウイルスの影響もあって、境内の賽銭箱のそばにアルコール消毒液が設置されていたり、恒例の笹酒のふるまいが中止となるなど、自粛ムードがみられたものの、マスク姿の参拝客が次々とお正月飾りを燃やしていました。
 瀬川神社の田畑浩治宮司は、「今年は、コロナ禍で書初め大会が中止になったため、燃やす習字が無く、正月飾りもいつもより少なかった気もしますが、元日には多くのかたが初詣に来られました。健康や安全を願う、みなさんの気持ちが伝わってきたお正月でした」と話していました。

コロナで祈りの演奏を捧げたバイオリニスト横山令奈さん、箕面市長表彰

2021.01.14.thu/箕面市役所

コロナで祈りの演奏を捧げたバイオリニスト横山令奈さん、箕面市長表彰

 2020年4月、新型コロナウイルスが蔓延するイタリア・クレモナの病院屋上でヴァイオリンを演奏し、その模様がインターネットで配信され、世界中から賞賛を受けた日本人バイオリニスト横山令奈さんが、ふるさと箕面に帰国。1月14日(木曜日)、上島一彦市長を表敬訪問し、箕面市から市長表彰を受けられました。
 また、妹で、同じくバイオリニストの横山亜美さんとともに「箕面バイオリン大使」の称号が授与されました。令奈さんはイタリアで、亜美さんは箕面で、今後もバイオリンの演奏や普及活動を続け、箕面市のPRを担っていきます。
 市長表彰と大使任命を受けた令奈さんは「箕面はふるさと。小さい頃は山に行って昆虫採集をしたこともあります。文化的にも理解のある街で、イタリア人も驚くような素晴らしいホールがあり、このような環境で幼少期をのびのびと過ごさせていただきました。それがあって今の自分があると思っています。イタリアに戻っても、箕面のことはいつも心にあります」と話し、亜美さんは「私はイタリアから箕面に帰って、両親が営んできた音楽教室を継ぎ、場所は違いますが姉の背中を見ながら音楽家として活動を続けています。コロナ禍という難しい状況のなかですが、人間は、食べ物や水だけでは生きていけない、心の栄養として音楽は必要だとかたく信じています。今こそ音楽の力が必要なときだと感じています。これからも箕面で、このことを伝えていきたいです」と話しました。
 2021年1月21日には、待望の地元箕面での凱旋公演が実現します。横山姉妹と、箕面出身で、ウィーン在住のピアニスト・杉林岳さんが出演する「ヴァイオリン・リサイタルとトークショー」は、クレモナで演奏された名曲、モリコーネ作曲「ガブリエルのオーボエ」や、祈りと愛の曲の数々を演奏するほか、今のヨーロッパにおける演奏家たちの現状や、箕面市への想いについてのトークショー、また、ヴァイオリン・ミニ講座も企画されています。
詳しくは主催者公式サイト

ラジオの仕事を語る!小学校へ出前授業

2021.01.14.thu/箕面市立中小学校

ラジオの仕事を語る!小学校へ出前授業

 タッキー816のスタッフが、コミュニティラジオの仕事について語る出前授業を、1月14日(木曜)、箕面市立中小学校で行いました。授業を受けたのは6年生。講師はタッキー816編成部の野間耕平です。
 「ラジオをきいたことがある人は?」という問いかけに、手を上げたのはクラスの半分くらい。「タッキー816をきいたことは?」と聞くと、それが数人になりました。
 昨年の3月、タッキー816では、小学校の先生が、新型コロナウイルスの影響で休校中の子どもたちに呼びかける「今日はラジオでホームルーム」という番組を放送しました。そのときの音源を流すと、「あ、これ聴いた!」「○○先生や!」という声が上がります。2年前の「タッキーたんけん隊」で、夏休み中の学童保育室を中継班が訪れた写真を映すと「あ、これ中小やん!」「自分が映ってる」「誰々君やー!」と教室は大盛り上がりでした。実はそれと気付かない間に、タッキー816を身近に聴いていたという子も多かったようです。
 ラジオの種類や、コミュニティFMについての説明、タッキー816の名前の由来などに、子どもたちは熱心に耳を傾けます。実際にポータブルラジオを使って、タッキー816に合わせてみる体験にも、積極的にチャレンジしていました。
 また、タッキー816で仕事をするようになったいきさつ、ラジオの仕事の面白さ、聴いてもらうための工夫など。そして災害のときには「タッキー816が箕面の情報を必ず伝えます」という言葉に、真剣に聞き入る子どもたちでした。
 授業のあと、子どもたちから寄せられた感想の一部をご紹介します。
●ラジオってこんなに良いところがあるんやと思いました。
●ラジオ放送は、とても面白そうだなと思いました。私はタッキー816をまだ聴いたことがないので、聴いてみたいと興味を持ちました。
●大人になっていく道のりは大変かもしれないけど、乗り越えていけば自分に合った仕事が見つかるのではないかと思いました。
●ふつうに聴いているラジオが、すごく工夫をしたりしていることを知って、すごいなと思いました。
●ラジオといっても話す人だけでなく、企画を考えたりする人もいることが分かりました。テレビやインターネットより利用者が少ないようだけど、それでも無くならないのは、ラジオのことをずっと考えて、より多くの人に聴いてもらおうと頑張る人がいるからだと思います。
●おばあちゃんの家にラジオが置いてあっても何も思わなかったけど、この授業のあと、ラジオを使ってみたい、タッキー816を聴いてみたいと感じました。
 この出前授業は「キャリア教育」の一環として、いろいろな職業の人がゲストティーチャーとなり、その仕事を語るというもので、中小学校ではこれまでテレビ局の制作スタッフやプロのバレーボール選手などが授業を行っています。

シニア対象のお持ち帰りメニューメニュー「もみじ500」

2021.01.13.wed/箕面市内

シニア対象のお持ち帰りメニューメニュー「もみじ500」

 コロナ禍で外出を自粛している箕面市の高齢者と箕面市内の飲食店を応援しようと、箕面市社会福祉協議会が、ワンコインで購入できるお持ち帰りメニューを集めたパンフレット「もみじ500」を発行しました。
 「もみじ500」は、地域住民の見守りを行う「よりそい隊」に賛同する、市内の飲食店36店舗の、500円で購入できるイチオシメニューが掲載されています。主に65歳以上の高齢者が利用できます。
 メニューは、例えば、阪急桜井駅に近い「ザ・サンフェリーチェ」では、季節の野菜をふんだんに使ったオードブルの盛り合わせに、ミートソースパスタが添えられたイタリアンや、阪急箕面駅に近い「フォレストガーデン」では、栄養バランスを考えた彩り豊かな日替わり弁当で、ごはんは白米か玄米を選べます。
 箕面市社会福祉協議会 坊野一乗さんは、タッキー816に電話出演し「日本中、世界中のみなさんが、たいへんな思いで日々過ごされていると思います。そんななか、私たちが貢献できることは何かと考え、今回の取り組みに至りました。なかには、高齢者のかただけでなく、どなたでも利用できるお店もあります。地域のみなさんと、地域のお店がつながるきっかけになればうれしいです」と話していました。
 「もみじ500」のパンフレットは、各地区の民生委員さんから高齢者に配布されたほか、箕面市社会福祉協議会や、各店舗に設置されています。また、社会福祉協議会のブログでも紹介されています。

箕面市合気道協会 稽古始め

2021.01.10.sun/箕面市立武道館

箕面市合気道協会

 箕面市合気道協会のみなさんが、新年の稽古始めを行いました。冷えわたる武道館に、気合が入った声が響き、技の稽古を、指導を受けながら行いました。
 最近はコロナ禍で、道具の棒を使って距離をとって行う技を中心に稽古しているということですが、マスクを付けながら、さまざまな技に挑戦していました。

2021年 お正月風景

2021.01.02.sat/春日神社、為那都比古神社

2021年

 晴天に恵まれた令和3年・2021年の三が日。箕面市内の各地の寺社では、初詣に訪れる箕面市民のみなさんの姿が見られました。今年は、コロナ禍で、事前に各寺社が分散参拝をよびかけていました。
 小野原西5丁目の春日神社では、ご家族連れなどが訪れ、静かな境内で新年のお参りをする姿が見られました。本殿横では、昨年は中止になった秋祭りの神輿がおさめられている神輿殿が今年も開放され、参拝客は、たき火で暖をとりながら、ながめていました。また、石丸2丁目の為那都比古神社では、例年どおり屋台も出て、初詣客を迎えていました。

2021年 お正月風景

2021.01.02.sat/瀬川神社,阿比太神社,八幡太神社,西江寺

2021年

 晴天に恵まれた令和3年・2021年の三が日。箕面市内の各地の寺社では、初詣に訪れる箕面市民のみなさんの姿が見られました。今年は、コロナ禍で、事前に各寺社が分散参拝をよびかけたため、元日の人出は例年に比べると少なかったものの、桜ヶ丘1丁目の阿比太神社では、本殿から正面の鳥居まで参拝者が長い列を作りました。
 阿比太神社では、昨年から定番のおみくじに加え、ゆずの形をした「ゆずみくじ」と「きつねみくじ」が登場し、人気を集めていました。
 また、瀬川1丁目の瀬川神社では、例年1月2日に書初め大会が開かれていましたが、今年は中止され、本殿の壁に例年飾られていた書初めは見られなかったものの、子どもたちが描いた牛の絵の切り抜きで、ひらがなの「うし」という文字をかたどった大きなパネルが飾られていました。
 多くの寺社で、除夜の鐘付きや、お神酒、本殿前の鈴鳴らしなどは中止されましたが、人々は、昨年のお礼と新年の幸福を、手を合わせて祈っていました。 また、どの寺社も、節分までが初詣期間として、引き続き、分散参拝を呼びかけています。
・瀬川神社(1段目と2段目右)
・阿比太神社(2段目左と3段目)
・八幡太神社(4段目左)
・西江寺(4段目右と5段目)

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