2009.02.02.mon/帝釈寺
節分の護摩焚き、福護摩祭り。ふだんは静かな帝釈寺の境内に、数百人が押し寄せました。
本堂までの石畳には、厄を払い福を求める人の長い列が。お経を唱える声、太鼓の音などが響いていました。
広場に積み上げられたヒバに火をつける「柴燈大護摩」は、正午から儀式が行われました。十数人の山伏が、山伏問答・法弓、法剣、斧の儀を順次執り行い、いよいよ点火。もうもうと立ち上る白煙は生き物のようにうごめきながら、渦を巻いて上って行きます。参拝者たちが供えた護摩木が次々とくべられ、人々は新しい年の福と息災を火に祈っていました。