2010.06.17.thu/箕面市立第六中学校
箕面市立第六中学校の1年生が、点字、子育て、手話、シニア体験、要約筆記、介護用品などの福祉体験授業を受けました。
シニア体験では、ナルク(ニッポン・アクティブライフ・クラブ)のみなさんが講師となり、目には白内障体験眼鏡を、耳には耳栓を、腕・膝・足首には間接が曲がらない様にサポーターを、手には腫れて3本程しか使えない手袋を、ポケットには砂袋を入れてステッキを持ち、「新聞を読む」「本をめくる」「小銭入れからお金を出して買い物をする」「お茶を飲む」「パジャマのボタンを止める」「色を見分ける」「階段をのぼる」「箸で豆をつかむ」などの動作を体験しました。
生徒たちからは、「暗い色が見分けられない」「階段が怖かった」「何もかも不便」「高齢者がこんなに不自由とは思わなかった」「何をやるにも時間がかかることがわかった」「疲れた」「普段の生活が難しいことがわかった」「動きにくい」など、実体験したからこその感想が聞かれ、「手助けがしたい」という前向きな言葉も出てきました。