2010.08.11.wed/箕面市立郷土資料館
戦時中の生活のようすが分かる資料を展示する「戦時生活資料展」が、現在、箕面市立郷土資料館で開催されています。
展示されているのは、国民服やゲートル、もんぺ、飯ごうのほか、戦時中の雑誌や兵士召集のために使われた「赤紙」、郵便葉書など41品目と、来館者に書いていただいた戦時中の経験談も掲示されているほか、終戦当日の8月15日と翌16日の新聞記事の比較もされています。当日の記事では、戦争が負けたという事実を大きく報じておらず、福田薫館長は「『終戦』と『敗戦』の真実を読み取ってほしい」と話していました。
この日は、デイサービスのみなさんが訪れていて、もんぺの展示の前で立ち止まり、当時の生活を口々に振り返る姿も見られました。
●企画展示「戦時生活資料展」(入場無料)
日時:8月6日(金)〜30日(月)午前10時〜午後5時 ※木曜休館
場所:箕面市立郷土資料館(箕面6-3-1みのおサンプラザ1号館地下1階)
TEL072-723-2235