デンマークを知ろう!

2011.02.06.sun/みのお市民活動センター

デンマークを知ろう!

2/6(日)午後1時30分から、みのお市民活動センターで「第4回デンマークを知ろう!〜市民の暮らしから見えるもの〜」という催しが行われました。
 主催したのは、大阪大学世界言語研究センターの石黒暢(いしぐろ・のぶ)准教授と、大阪大学でデンマーク語を学ぶ学生たち。会場に詰めかけた市民の前で、スライドを使ってデンマークという国、そこで暮らす人々のようすを紹介していきました。
 デンマークという国は、環境先進国、高福祉の国、そして幸福度世界一の国として知られています。車よりも自転車を、残業よりも家族で過ごす時間を大切にし、生きることを楽しむ。子どもたちは少人数のクラスでのびのびと学び、試験も受験戦争とも無縁の学校生活を送ります。海上には風車が林立し、風力発電機のシェアは世界トップを誇るデンマーク。ごみの分別や、オーガニック食品への関心も高いといいます。
 後半では「食」「教育」「環境」といったテーマに分かれて、フリートークの時間が持たれました。参加した市民から寄せられる質問に、学生たちが現地で見てきたことに基づいて回答したり、活発な討議が交わされました。デンマーク名産のチーズを乗せたクラッカーや、一風変わった味の真っ黒なグミ?などのお菓子もふるまわれ、参加者はデンマークという国を心ゆくまで味わっていました。

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