白島まんどろ

2011.08.14.sun/五藤池〜白島公園

白島まんどろ

 毎年8月14日に開催されている白島まんどろ。「ま〜んど〜ろ、火ぃ〜ともせ!け〜や〜せ〜、も〜や〜せ!」。このかけ声が、今年も白島に響きわたりました。
 白島まんどろは、300年以上前から続く、虫除け・豊作祈願の意味をもつ伝統行事。毎年、地域の「白鳥こども会」の最年長の子どもが地域の愛宕山(あたごやま)に火をもらいに登ることから始まります。午後5時30分、今年もこども会の6年生の男の子5人が白島公園に集合し、消防団や大人たちと一緒に愛宕山へ登りました。
 午後6時45分。愛宕山でもらった火を提灯に入れて大切に運び、五藤池に到着。打ち上げ花火や線香花火で楽しんだ後、いよいよたいまつに火が灯されます。子どもたちを中心に、五藤池に集まった地域のみなさんが一人ずつ火のついたたいまつを手にし、お決まりのかけ声とともに一列になって五藤池を出発。大きなかけ声の中に、時折「熱い!」「重い!」といった声も聞かれましたが、たいまつを持った一行は、あっという間にゴールの白島公園に到着。最後は、全員で輪になってかけ声を2回繰り返した後、順番に輪の中心にたいまつを寝かせて置いていき、終了となりました。子どもたちにとって、夏休みの良い思い出がまた一つ増えましたね!

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