宇宙をお能で感じてみよう!

2012.05.11.fri/箕面市立メイプルホール

宇宙をお能で感じてみよう!

 金環日食が観測されるのを前に、箕面市立メイプルホールで、古代の日食を題材にした能「絵馬」が披露され、観世流能楽師の大江又三郎さんらが最新の宇宙映像を背に舞い、会場を神秘の世界に引き込みました。
 「絵馬」で表現される太陽の神・天照大神が岩に隠れて天地が真っ暗になったという『天の岩戸隠れ』は、太陽が月に覆われる日食と深い関係があるとされ、舞台のスクリーンには、世界で観測された金環日食の映像が映し出されました。
 また、箕面で金環日食が観測できるのは、5月21日(月)の午前7時29分15秒から7時30分53秒にかけての1分38秒だということなど、和歌山大学教授の尾久土正己さんが、箕面で見られる金環日食の特徴を、観客に問いかけながらユーモアも交えて解説しました。

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