2012.11.21.wed/箕面市立第六中学校

青空の広がる第六中学校の運動場。集まった生徒たちの前で、自転車安全教室が開催されました。
登場したのは、スタントマンのみなさん。実際に交通事故のようすを再現し、その恐ろしさを体感してもらうという、その名も「SCARED STRAIGHT」(スケアード・ストレート=恐怖を直視する)と呼ばれる訓練を披露します。
最初は、ダミー人形を使った衝突実験。ガシャン、と大きな音がして人形が転がり、生徒からは笑い声も上がります。
その後は、スタントマンによる実際の事故再現です。片手携帯運転、ヘッドホン着用など、不注意な走行をする自転車が車と衝突するシーン。左折するトラックによる巻き込み事故。交差点を横断中に左折車にはねられる…。衝撃音。ひしゃげる自転車。体を張ったスタントマンの迫真の実演に、最初は笑っていた生徒も、いつしか息を呑んで真剣に見つめていました。
事故の恐ろしさを身にしみて感じた生徒たち、これからずっと安全運転を心がけていくことでしょう。