2012.12.02.sun/メイプルホール

1997年に結成された「民謡サークルどっこい」。その15周年を祝うコンサートが、12月2日(日曜日)午後1時からメイプルホール大ホールで行われました。
オープニングでは、ひな壇に並んだメンバーが口上を述べ、満場のお客にごあいさつ。続いて全員で三味線を演奏し、そのあとは一人ずつ民謡の独唱を披露していきました。一人で舞台に立つのは緊張するものですが、全員が見事に唄いきりました。客席からメンバーの名前が呼ばれたり、かけ声・拍手・手拍子も盛んに送られ、舞台を盛り上げていました。
ゲスト出演のコーナーでは、日頃からどっこいと交流のあるグループ「民謡サークルはなゆず」「ごった煮座(男声コーラス)」などが駆けつけ、友情出演で舞台に彩りを添えました。どっこいのメンバーが指導している「西小サタデースクール」の子どもたちは、三味線の演奏や唄を披露して、大活躍。司会の吉澤惠子さんは、白い衣装で美しい歌声を舞台に響かせました。
合間には、どっこいの15年の歩みを紹介するスライドが映し出されました。結成当初、今より15歳若いメンバーの写真。各地での出演のようす、2011年のロサンゼルス公演、岩手県大船渡市を訪れた時のもの…楽しみながら箕面で民謡を続けてきたその足取りに、観客も見入っていました。
舞台はたけなわ、芸達者ぶりをここぞと見せつける出演者たち。ヤットサーと阿波踊り、続いて春団治、舞妓、アラエッサッサーとどじょうすくい。ユーモラスな演目で会場を沸かせ、フィナーレは出演者全員が舞台に勢ぞろい。感謝の心を伝えると、満場のお客は盛大な拍手でこれに応えていました。
どっこいのモットー「明るく!元気に!楽しく!」が遺憾なく発揮された15周年の舞台は、大盛況&大成功でした。笑顔とパワーで唄い続ける「民謡サークルどっこい」。その快進撃は、今後も止まりそうにないようです。