2013.01.16.wed/箕面市立とどろみの森学園
子どもたちの読書意欲を高め、読書活動を推進するために創られた箕面市独自の取り組み「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」。子どもたちに本当に支持されている本を、子どもたち自身が選ぶというもので、ノミネート作品30作品から各小・中学校で投票を行い、絵本賞・作品賞・主演男優賞・主演女優賞・YA(ヤングアダルト)賞の各部門の授賞作品を決定しました。
そして、各賞を受賞した作品の作家が、各学校を訪問し、直接子どもたちと触れ合う授業を行うのが特徴的です。
この日は、「れいぞうこのなつやすみ」で作品賞を受賞した作家の村上しいこさんが、とどろみの森学園の1年生から4年生の児童約160人と交流しました。
村上さんは、ご自分の絵本作品を児童たちの前で読んでくださったほか、「もし作家になりたいと思っている人がいたら、周りにあるものを五感で感じよう。そして、自分が感じたことを自分の言葉で伝えよう。メールではなく、ちゃんと自分の声で伝えよう」と話し、子どもたちは熱心に聞き入っていました。
村上さんの作品は、笑いがいっぱいで、親しみやすい内容で、大人が読んでも温かい気持ちになれます。ぜひ一度、読んでみてください!