2013.03.10.sun/みのお市民活動センター
東日本大震災から、2年。今、被災地で必要なことは何か、私たちに何ができるかを考える催し「東日本大震災復興支援イベント 〜3.11を忘れない〜」が3月10日(日曜日)、みのお市民活動センターで行われました。
午後1時から、ロビーで行われた聖母被昇天学院・聖歌隊によるチャリティコンサートでは、制服姿の聖歌隊が美しいコーラスを披露しました。被災地への思いを込めた歌声に、観客はじっと聴き入っていました。
午後1時30分からは、講演会。「せんだい・みやぎNPOセンター『はばたけファンド』の活動報告を聞く〜復興支援、今何が必要か〜」と題して、藤原航さん(仙台市市民活動サポートセンター副センター長)が講演を行いました。「はばたけファンド」は、被災地で活動する団体に、アドバイスや資金援助を行なっています。今後の支援のありかたについて、藤原さんは「正直、私たちにもわかりません。みなさんの意見をお聞きしたい」と参加者に呼びかけました。グループディスカッションでは、震災と支援に関するさまざまな内容が、参加者同士で討議されました。
ロビーでは3月10日〜17日(日曜日)「復興支援活動パネル展示」が行われています。箕面市社協、大阪大学のボランティアサークルなど、さまざまな団体の活動のようすが写真で紹介されていて、来場者は興味深そうに見入っていました。気仙沼の仮設住宅の女性たちによる手づくり品の販売も行われ、カラフルな毛糸編みの小物など、多くの人が手に取っていました。