田植え体験で、大人も子どもも泥んこ!

2013.06.08.sat/白島2丁目

田植え体験で、大人も子どもも泥んこ!

箕面市農業体験「田植え」が6月8日(土曜日)、白島2丁目の田んぼで行われました。午前10時、集まった親子連れなど約60人の市民は、苗を手に、はだしになって田んぼの泥の中に足を踏み入れました。

「きゃあー!」「うひゃあ!」

思わず、上がる声。
足首からすねの中ほどまでを泥に埋め、苦労しながらひと足ずつ進んでいきます。二班に分かれ、田んぼの中央で二列に並んで向かい合った参加者のみなさん、いよいよ田植えの開始です。
目印のためぴんと張り渡された縄には、30センチメートル間隔で白いテープが付いています。「はい、植えてください!」の合図に合わせて、手にした苗を三本ずつ、テープの位置に合わせて植えていきます。全員植え終わってから、一歩後ろに下がって、目印の縄を移動させ、また植える。この繰り返しで、二つの列の間はゆっくりと開いていきます。
 最初は余裕の表情だった参加者も、照りつける日差しと慣れない中腰に耐えながら、いつしか黙々と、単調な作業をこなしていきました。途中でべそをかきだす子、泥遊びが高じて田んぼにダイブし全身泥まみれの子、捕まえたカエルがびょーんと跳ねて「ギャアアアア!」と絶叫する子…それぞれのやり方で、子どもたちは「田植え」を味わっていました。
 田んぼの広さは、約600平方メートル。1時間半の作業でようやく苗を植え終わり、参加者のみなさんはほっと安堵の表情を浮かべていました。「泥が乾いて、ニーハイソックスみたいになったよ」とつぶやく女の子。みなさん、服も手足も泥だらけです。用水路の冷たい水でさっぱりと洗い流して家路に着く人たちを、植えたばかりの苗と、あぜに乱れ飛ぶモンシロチョウが見送っていました。

稲刈りは10月5日(土曜日)の予定です。
豊作になりますように!

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