2014.01.16.thu/ひがし幼稚園

ひがし幼稚園では、新年最初のお茶会「初釜」を毎年行っています。
子どもたちがお茶の先生からしっかり作法を教わりつつ、日本の伝統行事を楽しみながら体験するというものです。
着物姿の先生と、制服姿の子どもたち。お互いに頭を下げて、「おてまえちょうだいします」とていねいにあいさつします。
正座して、手はひざの上。まず配られた干菓子を、子どもたちは噛みしめます。続いて出された大きなお椀に入った抹茶を、押し頂いてぐっと一口。
(…にがーい!)
思わず顔をしかめる子。口を押さえる子。となりと顔を見合わせ、にっこりする子。抹茶に染まって緑色になった舌をべーっと突き出して、見せ合いっこする子たち。あちこちで子どもたちが浮かべる豊かな表情を、お茶の先生も、園の先生も、愛おしそうに見守っていました。