一日警察署長・一日消防長は、元宝塚歌劇団 花城アリアさん

2014.11.30.sun/芦原公園

一日警察署長・一日消防長は、元宝塚歌劇団

 箕面警察署と箕面市消防本部合同の「歳末特別警戒部隊合同発隊式」が、11月30日(日)、芦原公園で実施されました。
 これは、年末の慌ただしい時期、ひったくりなどの犯罪発生と、空気の乾燥により火災発生が予想される中、警察と消防がタッグを組んで、市民の安全・安心をよりいっそう力を入れて守ろうと、平成20年から始められたものです。
 警察の捜査車輌、パトカー、白バイ、消防の救助工作車、化学車、救急車、はしご車が一堂に集まった会場の芦原公園には、晴天に恵まれたこともあり、多くの市民が見物に訪れました。
 今年の一日警察署長・一日消防長は、元宝塚歌劇団 花城アリアさんが就任されました。花城さんは今年5月に箕面市立メイプルホールで開催された、元タカラジェンヌが市民と一緒に歌い踊る「ステージ・オブ・ドリームス」にご出演されました。そのときはドレス姿でしたが、この日は婦人警察官の衣装に身を包み、視閲などを行いました。
 倉田哲郎箕面市長と花城アリアさんのトークでは、今年100周年を迎えた宝塚歌劇団は最初、箕面市に設立される予定だったのに実現しなかったというエピソードが紹介され、倉田市長が「もしかしたら箕面歌劇団だったかもしれない」と残念がる一幕もありました。
 その後、花城アリアさんは、今年大流行した映画『アナと雪の女王』の「Let it go」で、宝塚歌劇団時代エトワール(ショーの最後のパレード開始をソプラノ歌唱で飾るスターのこと)として活躍した歌声を披露しました。
 また、大阪府警察音楽隊の演奏と大阪府警察カラーガード隊の華やかで力強い演技も会場の拍手を浴びました。
 ショー的な要素だけではなく、警察や消防の訓練も披露され、無事に式典が終わると、警察・消防署員のみなさんは、さっそく箕面市内の啓発活動へと出動しました。
 引き続き芦原公園では、はしご車試乗や放水体験など、お子さんが参加できる体験コーナーが設けられ、ご家族連れの長蛇の列ができていました。
 来場者のみなさんは、日頃できない体験を通して、警察・消防への関心を高めていました。

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