凱旋!箕面出身の若き津軽三味線奏者…「桃響futari」演奏会

2015.03.01.sun/箕面文化・交流センター

凱旋!箕面出身の若き津軽三味線奏者…「桃響futari」演奏会

3月1日(日曜日)、箕面文化・交流センター8階大会議室で「春うらら 津軽三味線の響き 桃響futari演奏会」が行われました。
桃響futari(とうきょうふたり)は、澤田響紀(さわだ・ひびき)さんと岩田桃楠(いわた・ももくす)さんによる津軽三味線のデュオ。二人とも20代の若い奏者ですが、国内はもとより海外でも演奏活動を行うなど、活躍中です。
メンバーの岩田さんは箕面市出身で、現在は東京芸大に在学中です。会場は友人、知人を始め、詰めかけた多くの人で満員となりました。
演奏会の第一部では、紋付はかま姿で、「津軽じょんがら節」など津軽民謡を中心に。
第二部は一転してカジュアルな衣装で、オリジナルやアイルランドの民謡なども披露されました。
繊細な音、力強い音、柔らかい音、盛り上げる音…さまざまな表情を見せる津軽三味線の生音に、観客はすっかり魅了されたようすで、演奏に聴き入っていました。
演奏会を終えて、澤田さんは「最初は緊張していたが、会場のあたたかさが伝わってきて、どんどんやりやすくなっていった」。岩田さんは「成長した姿を箕面のみなさんに観てもらえて嬉しい」と感想を語り、今後のさらなる飛躍へ思いを新たにしていました。

(写真左:岩田桃楠さん、右:澤田響紀さん)

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