認知症高齢者のかたへの声かけ訓練

2018.10.11.thu/箕面市立総合保健福祉センター

認知症高齢者のかたへの声かけ訓練

 高齢化により、認知症のかたの数は全国的に増加しています。箕面市でも、認知症のかたは約4200人(平成29年4月現在)にのぼり、出かけた先で道に迷ってしまうなど、認知症が原因で行方不明になるかたが年々増加しています。行方不明になったかたの多くが、地域のみなさんの声かけにより発見されています。認知症のかたが安心して暮らせるまちづくりのために、認知症のかたへの声かけ訓練が行われました。
 訓練では、初めに認知症について講座で学び、その後、行方不明者の特徴などが記載された捜索票などの情報をもとに、不自然なようすの高齢者役のかたを見つけ、声かけする実践を行いました。声かけのポイントは3つの「ない」。「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」。訓練に参加したみなさんは、実践のあとグループで振り返りを行い、気付いたことなどを共有していました。

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