2020.04.29.wed／みのおエフエム（船場東2）
イタリア・クレモナ在住の日本人バイオリニスト横山令奈さんは、新型コロナウイルスでロックダウンした街のシンボルである鐘楼の上からバイオリンを演奏し、多くのクレモナの人々の心を癒しました。その数日後には、クレモナの病院の屋上でも演奏し、そのようすがYouTubeなどで話題になり、世界中の人々の感動をよんでいます。令奈さんは、箕面出身で、高校卒業後の2006年からクレモナのスタウファー音楽院に留学。現在はクレモナの「ヴァイオリン博物館」で所蔵楽器を演奏する仕事を手掛けています。
4月29日、クレモナの令奈さんと、箕面にいる妹でバイオリニストの横山亜美さんと一緒に、みのおエフエムの番組にオンライン出演いただきました。病院の屋上での演奏は新型コロナウイルス感染症の患者への治療の最前線となっている地元の病院の依頼だっということで、令奈さんは「医療従事者への感謝と患者たちが再び音楽を楽しめる日が来るよう祈りを込めて演奏しました」と話していました。
放送後、みのおエフエムには「この非常事態をみんなで協力して乗り切る勇気をいただきました」などと多くのメッセージが届きました。
