2020.10.22.thu/箕面公園

箕面公園の各所にアート作品を飾り、自然と一体化させた作品を歩きながら楽しんでもらおうという催し「箕面の森アートウォーク2020」が、箕面大滝や聖天宮西江寺、梅屋敷、KAJIKASOUなどで開催されています。
境内の木に作品をまとわせたアートや、箕面に動物園があったことから想像し、ロープで作り上げたトラなど、関西を拠点に活動する現代アーティストの作品が設置され、上質の現代アートを散歩がてら気軽に楽しめるイベントです。2011年から2年に1度開催されてきましたが、昨年は「平成30年7月豪雨」の被害が大きく、やむなく中止。今年、満を持しての開催になりました。コロナ禍で世の中が元気をなくしている今ですが、開放感ある大自然のなかでアートを楽しめるということで、カップルや親子など、滝道周辺はにぎわっています。
作品集に総論を寄稿されている、詩人の京谷裕彰さん(右下の写真左)は「今回のアートウォークの魅力は、作家と作品が自然や人々と一体になっているところです。開催4度目にして自然に回帰していると感じます」と話し、カップルでアートを鑑賞していた参加者は「自然やお寺など、昔からあるものが活かされていて、とても良いなと思いました」と話していました。
役行者に由来し、1300年以上もの歴史を持つ箕面・滝道と、現代アートとのコラボレーションが楽しめる「箕面の森アートウォーク2020」は、11月3日まで開催されています。西江寺に催しの案内所があり、パンフレットを配布しています。11月1日には、瀧安寺前広場でパフォーマンスも予定されています。「箕面の森アートウォーク2020」facebook
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