2021.01.14.thu/箕面市立中小学校
タッキー816のスタッフが、コミュニティラジオの仕事について語る出前授業を、1月14日(木曜)、箕面市立中小学校で行いました。授業を受けたのは6年生。講師はタッキー816編成部の野間耕平です。
「ラジオをきいたことがある人は?」という問いかけに、手を上げたのはクラスの半分くらい。「タッキー816をきいたことは?」と聞くと、それが数人になりました。
昨年の3月、タッキー816では、小学校の先生が、新型コロナウイルスの影響で休校中の子どもたちに呼びかける「今日はラジオでホームルーム」という番組を放送しました。そのときの音源を流すと、「あ、これ聴いた!」「○○先生や!」という声が上がります。2年前の「タッキーたんけん隊」で、夏休み中の学童保育室を中継班が訪れた写真を映すと「あ、これ中小やん!」「自分が映ってる」「誰々君やー!」と教室は大盛り上がりでした。実はそれと気付かない間に、タッキー816を身近に聴いていたという子も多かったようです。
ラジオの種類や、コミュニティFMについての説明、タッキー816の名前の由来などに、子どもたちは熱心に耳を傾けます。実際にポータブルラジオを使って、タッキー816に合わせてみる体験にも、積極的にチャレンジしていました。
また、タッキー816で仕事をするようになったいきさつ、ラジオの仕事の面白さ、聴いてもらうための工夫など。そして災害のときには「タッキー816が箕面の情報を必ず伝えます」という言葉に、真剣に聞き入る子どもたちでした。
授業のあと、子どもたちから寄せられた感想の一部をご紹介します。
●ラジオってこんなに良いところがあるんやと思いました。
●ラジオ放送は、とても面白そうだなと思いました。私はタッキー816をまだ聴いたことがないので、聴いてみたいと興味を持ちました。
●大人になっていく道のりは大変かもしれないけど、乗り越えていけば自分に合った仕事が見つかるのではないかと思いました。
●ふつうに聴いているラジオが、すごく工夫をしたりしていることを知って、すごいなと思いました。
●ラジオといっても話す人だけでなく、企画を考えたりする人もいることが分かりました。テレビやインターネットより利用者が少ないようだけど、それでも無くならないのは、ラジオのことをずっと考えて、より多くの人に聴いてもらおうと頑張る人がいるからだと思います。
●おばあちゃんの家にラジオが置いてあっても何も思わなかったけど、この授業のあと、ラジオを使ってみたい、タッキー816を聴いてみたいと感じました。
この出前授業は「キャリア教育」の一環として、いろいろな職業の人がゲストティーチャーとなり、その仕事を語るというもので、中小学校ではこれまでテレビ局の制作スタッフやプロのバレーボール選手などが授業を行っています。