2021.03.07.mon/みのお市民活動センター
東日本大震災からまもなく10年を迎えます。みのおキューズモールにある、みのお市民活動センターでは、東日本大震災復興支援のパネル展が行われています。
このパネル展は、震災の翌年から毎年開催されていている復興支援イベント「3.11を忘れない」の一環として行われているもので、今年は、チャリティコンサートを続けている「手をつなごうコンサート実行委員会」や、被災地でボランティアを続けている「箕面ユネスコ協会」など、4団体の活動のようすが、写真と文章で紹介されています。
パネル展を見た市内に住む11歳の泉坂有璃さんは「箕面ユネスコ協会の活動で被災地へ行き被災者を前に太鼓演奏をした、という人に話を聞いたことがあります。今回のパネル展で、その演奏写真を見て、改めて力強さを感じました。中学生の演奏者も映っていて、中学生でも被災地の人に元気を届けられることがすごいと思います」と話していました。
今年は10年の節目として、2011年から2021年までの10年を振り返る「災害史」も展示されています。東日本大震災始め、2014年の広島での豪雨や、2016年の熊本地震、2018年の大阪府北部地震などの、それぞれの被害状況や写真などが展示されています。
「災害史」を見ていた小学5年生の女の子は「学校で習った地震の備えは本当に大切なんだと思いました」と話していました。
「復興支援活動パネル展」は、みのお市民活動センターで3月14日まで開催されています。14日には、復興支援イベントが、かやのさんぺい橋で同時開催され、募金活動や、アサンプション国際中学校高等学校聖歌隊のビデオコンサート、被災地でボランティア活動を行った人たちのビデオメッセージ、被災地支援のチャリティ物産市、防災教室のスタンプラリーなどが催されます。