2021.03.09.tue/みのお市民活動センター
北摂各市で市民活動センターを運営する6団体(池田市公益活動促進協議会((トアエル)・特定非営利活動法人いばらき市民活動推進ネット・特定非営利活動法人市民活動フォーラムみのお・NPO法人市民ネットすいた・高槻市市民公益活動サポートセンター管理運営委員会・特定非営利活動法人とよなかESDネットワーク)が呼びかけ、コロナ禍のなかでも、社会的な事業に取り組む北摂地域のNPOを応援しようと、地域のみなさんから寄付を募って補助金を交付する、「北摂NPO・ソーシャルビジネス支援のための緊急補助金プロジェクト」が、2020年8月から実施されています。
今回、2回目の補助金交付先が決定し、箕面市で活動する「タッキー816応援団」の、高齢者に1日1回歌を歌って健康を維持してもらうことを目的に制作を続けているラジオ番組『歌ってきょうも元気!』の取り組みに対して寄付金がおくられました。補助金の対象は、北摂地域の7市3町で活動する市民活動団体と事業者が行う、高齢者と介護、子どもと貧困の2つの分野の活動です。
3月9日(火曜日)、みのお市民活動センターで補助金の贈呈式が行われ、「タッキー816応援団」に、10万円の補助金が手渡されました。そして、活動をサポートするための応援団へのヒアリングの場が設けられました。
緊急補助金プロジェクトは、北摂の6団体の中間支援組織がタッグを組んで行っています。1つの市では小さくても、6市が集まれば大きな支援ができる、と、それぞれが広く呼びかけ、箕面市では、みのお市民活動センターに募金箱が設置されています。2021年3月12日現在の寄付額は、184万5,378円で、第一期として昨年9月に8団体へ、そして今回第二期として6団体へ、それぞれ10万円の補助金が贈呈されています。
みのお市民活動センターを運営する、特定非営利活動法人 市民活動フォーラムみのお理事長の須貝昭子さんは「募集は2021年5月まで行い、長期的な支援を考えています。資金のことだけでなく、コロナ禍のなかで頑張っている団体さんのことも発信したい。多くのみなさんのご協力をお願いします」と話していました。
プロジェクトでは、3月27日(土曜日)夕方5時から、オンラインで中間報告会を配信する予定だということです。中間報告会や、寄付口座など詳しくは北摂NPO 北摂NPO・ソーシャルビジネス支援緊急補助金プロジェクト