2021.05.12.wed/粟生外院2丁目

箕面市粟生外院2丁目の閑静な住宅街にあるオープンガーデン「K-garden」で、約270株のバラが、今年は例年より少し早く、見頃を迎えています。
バラ園は、フラワーデザイナー久保ノリ子さん考案の英国風の回遊式バラ園で、個性的な品種が次々と花を咲かせています。場所は南北に2カ所あり、自由に見学できます。
甘いバラの香りに誘われて、見学に訪れたかたは、パープル、ホワイト、イエロー、ピンクなどの色あざやかな、さまざまなバラをゆっくりと楽しんでいます。
所有者の久保ノリ子さんは、空き地だった80坪ほどの土地に、「バラ園を作って地域のみなさんにも楽しんでもらえれば」と構想を練り、英国風の回遊式バラ園が2013年に誕生しました。幾重ものバラのアーチをくぐったり、しゃがんでじっくり眺めたり、飽きさせない工夫が凝らされていて、植栽管理は、園芸家のプロが手がけています。プロが開発したピンク色の「花嫁」や、黄色の「光華」、茶をおびた「ブラックティ」といった個性的な品種が楽しめる北側のバラ園と、淡いピンク色の「オードリーヘップバーン」、深紅の「イングリッドバーグマン」など、世界バラ会議が指定している「殿堂のバラ」が楽しめる南側のバラ園の2カ所あります。場所は、箕面市粟生外院2丁目11で、皿池公園や帝釈寺の南西方向になります。