「みのおてならい」の「星を想う朗読会」

2021.08.09.mon/箕面市立文化芸能劇場

「みのおてならい」の「星を想う朗読会」

 8月9日(月曜日)、箕面市立文化芸能劇場の小ホールで、「みのおてならい」というグループのみなさんの、「星を想う朗読会」と題した催しが行われました。「みのおてならい」は、アートや音楽が好きな社会人有志が集まったカルチャークラブ。毎月、箕面市内の公共施設で、仏像彫刻やトールペイントなど、バラエティ豊かな体験会を行っています。
 去年からは、新型コロナウイルスの影響により、対面での体験会が難しくなったため、オンラインに切り替えて活動を進めています。
 そんな、コロナ禍でステイホームが叫ばれるなか、いち早くオンラインで朗読体験会を開催したのが、フリーアナウンサーの川邊暁美さんです。参加した市民のみなさんは、5回の講座を通して川邊さんから朗読表現の基本だけでなく、声や言葉を大切に紡いでいくことを学びました。
 今回の朗読会はその集大成でもあり、市民朗読家として11人が出演。2部構成となったプログラムでは前半に、竹久夢二の「風」や、太宰治の「満顔」、志賀直哉の「小僧の神様」といった作品を朗読しました。
 後半では、チェロ奏者の山岸孝教さんの演奏に合わせて、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を朗読。客席ではゆったりとした時が流れていました。
 指導役となった川邊さんは、「宮沢賢治の作品を朗読することで、聞いてくださるかたに小さな星を灯すことができれば」と朗読会への思いを話しました。
 「みのおてならい」では、これからも、朗読はもちろん、さまざまな体験会や講座が開かれます。興味を持たれたかたは「みのおてならい」のホームページをチェックしてみてください。

みのおてならい・ホームページへのリンク

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