資源循環型社会をめざして!自治会とNPOの使用済み天ぷら油回収

2021.09.12.sun/杉谷公園(船場西2)

資源循環型社会をめざして!自治会とNPOの使用済み天ぷら油回収

 ご家庭で天ぷらやフライなどで使用した油、みなさんはどのように廃棄していますか?古いタオルや古新聞に吸い込ませたり、凝固剤を使ったり、いろいろと工夫されていると思いますが、資源循環型社会をめざして、使用済みの天ぷら油などを新しいエネルギーに換える取り組みが、自治会とNPOで、継続して行われています。
 船場西自治会とNPO北大阪エコネットが実施している「使用済み天ぷら油の回収」です。年に3回程度、杉谷公園を拠点に回収しています。油は、天ぷら油、オリーブ油、こめ油、ごま油などいずれもOKで、使用済みのこれらの油を容器に入れて(違う種類も一緒にしてOK)、杉谷公園まで持ってきていただき、それを、ポリタンクにまとめてNPOの拠点に運びます。その後、京都の会社が回収し、新しいバイオディーセル燃料にしてごみの収集車などに活用しているということです。
 9月12日(日曜日)、今年2度目の回収が行われ、39人のかたが使用済み油を持参。121.1リットルを回収しました。取材中、回収作業のほかにも、「次の回収日はいつか」、「回収した油はどのようにするのか」、「自分の地域でも回収作業をできないか」など、訪れたみなさんからの質問に、ていねいに答えておられました。
 次回の使用済み油の回収は年明けを予定していて、日時は、もみじだよりのオアシス欄や、杉谷公園の掲示板などでお知らせするということです。

page top