ゆったりとした時間が流れる「みのお蟲供養万燈会」

2021.10.02.sat/聖天宮西江寺(箕面2丁目)

ゆったりとした時間が流れる「みのお蟲供養万燈会」

 毎年10月の第1土曜日と日曜日に、箕面2丁目の聖天宮西江寺で行われている「みのお蟲供養万燈会」。境内の蟲塚に供物を捧げる法要で、今年は、10月2日(土曜日)と3日(日曜日)に行われました。
 茶会や生け花体験席などが設けられた境内は、雅やかな雰囲気が漂っていました。
 蟲供養は、今から1300年以上前、行基菩薩が、都や山野を行脚されたとき、腰に下げた壺に虫の亡き骸を拾い集め、供養されたことが始まりと伝えられています。
 西江寺の住職・小倉叡裕さんは、「日常の忙しさから少し離れて、鳥のさえずりなど自然の音を聞きながら、心に余裕をもってほしい」と話しました。
 また、参拝者は、「お花も素敵に生けられていて、もみじもきれいでした」と感動したようすでした。

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