SF界の巨匠・小松左京が箕面で過ごした歴史や未来へのメッセージを展示

2021.10.08.fri/箕面市立郷土資料館

SF界の巨匠・小松左京が箕面で過ごした歴史や未来へのメッセージを展示

 SF界の巨匠で、ベストセラー作品「日本沈没」の著者としても有名な小松左京さんが、長年、箕面市に住んでいたことをご存知でしょうか。
 今年2021年は小松さんの生誕90周年、没後10年の節目にあたり、箕面市立郷土資料館では「小松左京展」が開催されています(12月1日まで)。
 小松さんが手がけたSF小説の創作メモや、直筆の原稿パネル、1970年の大阪万博に携わったときの会議議事録、箕面での猫との暮らしのようすなどが展示されています。
 代表作のひとつ、1973年発表の「日本沈没」を書いたきっかけは「戦争」だといいます。「日本人が高度経済成長で浮かれているときに、小説のなかで国を失う危機に直面させてみたらどうか」と思い、書き始めたということです。
 「小松左京展」について、郷土資料館・学芸員の林和枝さんは「箕面で暮らした小松左京さんからの、未来へのメッセージを体験しに来てください」と来館を呼びかけました。
日本や地球のことを考え、多くの作品を残した小松左京さんの世界を、ぜひご覧ください。
<小松左京展>
開催場所:箕面市立郷土資料館
開催日時:2021年10月8日(金曜日)〜12月1日(水曜日)午前10時〜午後5時
入場無料、木曜日休館

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