止々呂美でゆずの収穫が最盛期!「ゆず収穫サポーター」が大活躍

2021.11.21.sun/下止々呂美

止々呂美でゆずの収穫が最盛期!「ゆず収穫サポーター」が大活躍

 大阪府内で唯一の産地である「箕面のゆず」の生産者を支援するため、人手が足りないなどの理由により、収穫や手入れが十分に行き届かない農家を応援する「ゆず収穫サポーター隊」が、今年も結成されました。
 11月21日(日曜日)には、止々呂美地区にある「奥山農園」で作業を行い、箕面市内外から15人が参加しました。参加者は、注意事項や機械の使い方などの説明を聞いたあと、さっそくゆずの収穫を行いました。
 止々呂美のゆずは、種から育てた「実生ゆず」で、接ぎ木で育てたものと比べて香りが良く、実が大きいのが特徴です。
 参加者は、滑りやすい足元に注意しながら、伸び縮みする枝切りばさみを使い、慎重に枝からゆずを収穫し、かごの中に入れていきます。
 そして次に大切な作業は、ゆずの蔕(へた)部分にある枝を、ギリギリまで短く切ることです。蔕の枝が飛び出ていると、周りのゆずを傷つけてしまい、商品価値や品質がさがってしまうそうです。
ゆずの爽やかな香りが漂う園内で、参加者は、和気あいあいと雑談を交わしながら収穫や蔕取りを行い、ゆず生産農家の苦労ややりがいを体験していました。今年のゆずは、数は多いけれど小ぶりだということです。
 今回収穫したゆずはJAなどで販売されるほか、「箕面プレミアムゆずマーマレード」などの加工品としても活用されます。

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