2022.08.08.mon/箕面市立郷土資料館

戦時中に使われていた道具や、生活のようすが分かるパネルなどを展示する「戦時生活資料展」が、箕面市立郷土資料館で開催されています(9月14日まで)。
この企画展は、1989年から毎年開催されていて、戦争のことや平和のことを考えるきっかけになればとの思いで、戦時中の写真や当時の新聞、道具などを展示しています。
今年は、参加型の企画があり、訪れた人が平和に関するメッセージを書くことができる「平和の願い樹(じゅ)」が設置されているほか、過去に市民から募集した資料や戦争体験を展示。箕面での戦時中のようすを知ることができます。
展示品の中には、開戦翌日、1941(昭和16)年12月9日の新聞や、戦時下の食事を再現した写真、箕面に学童疎開をしてきた子どもたちのようすが分かる資料などがあります。
豊中市から来館したかたは「たくさんの人が寄せ書きをして、出征する兵士に送った大きな日章旗が印象に残りました」と話していました。
■企画展「戦時生活資料展」
期間:8月5日(金曜日)〜9月14日(水曜日)午前10時〜午後5時 ※木曜日休館
場所:箕面市立郷土資料館(箕面6-3-1みのおサンプラザ1号館地下1階)
料金:無料