2022.09.10.sat/みのお市民活動センター

箕面在住のさまざまなアーティストの作品を展示する「箕面在住アーティスト展」が、9月6日(火曜日)〜11日(日曜日)の6日間、みのお市民活動センターで開催されました。
今回は「僕の描く街アート」をテーマに、障がい者就労継続支援B型事業所「そよかぜの家」で働く濱松奨さんが、箕面や大阪市内、神戸などの街の風景を描きました。ドライブなどで訪れた先の風景を写真撮影し、その中から気に入った風景を選び、絵はがきのサイズ程の画用紙に描いていきます。まずは、ボールペンで下書きをしていき、建物や道路、乗り物、人物などを細かく描きます。そして、主に色鉛筆を使って、鮮やかな色合いに仕上げます。
濱松さんは、小さい頃から絵を描くことが好きで、アニメのキャラクターなどを描いていました。中学3年生のとき、相談事業絵画教室の先生から勧められて、写真を見ながら絵を描くようになりました。これまでに、複数のコンクールで優秀賞などを受賞するなど、作品が高く評価されています。これまでの作品の中で特に思い入れの強い絵は「チェーン店シリーズ」で、カラフルな看板や建物の内部までもが細かく描かれています。
来場者は「鮮やかで緻密な絵でした。気持ちがあふれていて、心が伝わってきます。ずっと見ていても、目が疲れない、自然な色合いです」と感動したようすでした。
また、「産経はばたけアート公募展2022」に応募した濱松さんの作品が優秀賞に選ばれ、9月17日(土曜日)と18日(日曜日)に、大阪市北区の「BREEZE BREEZE」で展示されるということです。