箕面の新たな特産品として開発!「富いちご」のジャムとバターが完成

2022.09.26.mon/箕面市役所

箕面の新たな特産品として開発!「富いちご」のジャムとバターが完成

 箕面に新しい特産品を作ろうと、2021年9月に「富いちごプロジェクト」が、クラウドファンディングでスタートしました。
 そしてこの度、クラウドファンディングの返礼品として「富いちごジャム」290本と「富いちごバター」330本が完成し、9月26日(月曜日)、箕面市役所で試食会が行われました。
 止々呂美や豊川地区、新稲の畑で、農薬や肥料を使わずに自然栽培で育てた箕面産のいちごが使われています。「富いちご」のネーミングの由来は、宝くじ発祥の箕面山瀧安寺の富くじから。「招福と健康」につながる願いが込められています。
 富いちごジャムは、ジャム作りによく使われるレモンの代わりに、箕面産の実生ゆずを使い、優しい甘さに仕上がっています。富いちごバターは、箕面市の国際協力都市であるニュージーランド・ハット市にちなみ、ニュージーランドのグラスフェッドバター(牧草だけを餌として飼育された牛のミルクで作られたバター)を使用するなど、こだわっています。
 レシピの考案から製造にも携わったは大阪青山大学健康栄養学科の学生たち。「いちごバターは軽くトーストしたパンにぬって、ジャムはヨーグルトにつけてもおいしく、自信作です」と、笑顔で話していました。
 試食した上島一彦箕面市長も絶賛したジャムとバターは、今後の新たな加工品開発用のものを除き、全てクラウドファンディングの返礼品になります。
 富いちごプロジェクトのプロジェクトリーダー・坂東諭さんは「2025年の大阪・関西万博に出品することが目標です。これからも、富いちごを使った新たな名産品も作っていきます」と、力強く話していました。取材をしたみのおエフエムのリポーターは「自然栽培なので、いちごのヘタまで食べられると聞いて驚きでした。富いちごバター、おいしかったです!」と感動したようすで話していました。

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