宝くじ発祥の地、箕面山瀧安寺で10月10日は「箕面富」

2022.10.10.mon/箕面山瀧安寺

宝くじ発祥の地、箕面山瀧安寺で10月10日は「箕面富」

 毎年10月10日に行われている辯財天秋祭り「箕面富」が、箕面山瀧安寺で行われ、身体健勝、商売繁盛、家内安全のご利益を求め、多くの参拝者でにぎわいました。
 現在の宝くじの起源とされている伝統行事で、発売された番号入りの富札と同じ番号の木札を箱に入れ、箱の小穴から錐で木札を突いて当たりを決めます。
 当日は、光明寺流総師範 菊公帆泰肇さんによる筑前琵琶「箕面富」の演奏が奉納されれたあと、木札を突き、抽選が行われました。
 会場では、「おしい〜、一番違いや〜」といった声も聴こえましたが、参拝されたみなさんは、古式にのっとって執り行われた行事に、興味深く見入っていました。
 「一の富」を当てたかたは「去年も当たり、2年連続です。びっくりしました」と驚いたようすでしたが、海外に住んでいる娘さんに元気に過ごしてほしいと、涙ぐみながら願いごとをしていました。
 箕面富実行委員会実行委員長の武藤彰男さんは「ご利益のあるお守りが貰えるくじです。毎年10月10日に行っていますので、ぜひご参加ください」と、箕面富を紹介しました。
 取材をしたみのおエフエムのリポーターも、ミニ大福御守を購入して参加。なんと、本尊弁財天特別御守である「大福御守」が当たり、大興奮したようすでした。

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