2023.03.10.fri/みのおエフエムスタジオ(箕面市船場東2)

箕面市の広報紙「もみじだより」では、市民のみなさんの防災意識を高めるため、「命のパスポート」と題した防災の特集記事を毎月掲載しています。
2023年3月号は、1月17日(火曜日)に行われた「全市一斉総合防災訓練」を振り返り、その結果をお伝えしています(6ページ・7ページ)。11回目となった今年の訓練は火曜日の開催でしたが、240ある自治会のうち全体の約7割が参加し、黄色いハンカチ作戦や、声かけによる安否確認の訓練を行いました。
みのおエフエムでは、箕面市市民安全政策室のかたに今回の訓練を振り返ってお話いただきました。
避難所の1つ、豊川南小学校の体育館では、同小学校区の地区防災委員会が、安否確認やコロナに対応した避難所設営の訓練を実施。発熱の有無などの確認を行ってから、安否確認の受付に進んでもらう方法で進行しました。体育館の中では、感染防止のためのテント型や段ボール壁の間仕切り設置訓練があり、クイズ形式で防災を学ぶ動画も放映されました。また、学校では小学生が避難訓練を行い、訓練スタートとともに、運動場へすばやく避難しました。
訓練当日、箕面市役所では災害対策本部を設置。各対策部が密に連携して、本部運営の訓練を行いました。応急復旧対策部の職員は「初めて訓練に参加し、知らないことが多くありました。繰り返し訓練を行い、有事の際に対応できるようになりたいです」と話し、保健福祉対策部の職員は「ほかの対策部での担当業務を把握していなかったので、連携に手間取ってしまいました」と振り返りました。
次回の、全市一斉総合防災訓練は、2024年1月17日(水曜日)です。曜日・時間によって、家族や地域の状況が大きく変わります。いろいろな状況で訓練しておくことが大切ですので、来年もぜひご参加ください。