2012.06.02.sat/コミュニティセンター豊川南小会館
箕面にひそかに生息するヒメボタル。ゲンジボタルなどと違って、カメラのストロボみたいなフラッシュ光が特徴です。この貴重なヒメボタルを箕面市内で探すべく「ヒメボタルを探そう!」と題して、市民の皆さんからひろく情報を募ります。6月2日(土)にはコミュニティセンター豊川南小会館で説明会も行われました。
今回企画を行ったのは箕面ホタルを守る会の皆さん。箕面市内各地でホタルの観察会などを企画されています。今回、NPO法人みのお山麓保全委員会の生き物会議のサポートも受け、箕面市の平野部(住宅地・農地など)を対象に、2〜3年かけて調べていく予定です。
説明会では、まず「ヒメボタルの不思議」をテーマに、箕面ホタルを守る会・会長であり、大阪府立渋谷高校で理科の教員をされている石田達郎さんのお話がありました。ヒメボタルとほかのホタルの違いは?ヒメボタルはオスもメスも光るの?などという初歩的な問いかけにも丁寧にこたえていました。
その後、事務局から探し方の説明や注意点について話があり、箕面市内外から集まった皆さんは熱心に話に耳を傾けていました。
石田さん曰く、「ヒメボタルは3〜5分ほど光るのを一斉にやめ休憩することがある。根気強く、注意深く見てください」とのこと。また、「ホタルが見られない、というのも貴重な情報。たくさんの情報をお待ちしています」と呼びかけていらっしゃいました。
同日行われた「ヒメボタル観察会」の様子はコチラ