2012.06.02.sat/春日神社(小野原西)

6月2日(土)よる7時〜春日神社にて、箕面ホタルを守る会主催のヒメボタルの観察会が行われました。これは同日夕刻に行われた 「ヒメボタルを探そう!」説明会の実習も兼ねており、箕面市内外から多くの方があつまりました。夕方からの雨と雷の影響でホタルが心配されましたが、「ホタルは湿気ているほうを好む」という話にもあるように、その心配は杞憂で終わりました。
観察会の前に、ひととおり箕面市と春日神社で行っているヒメボタル対策を見学。街路灯の明かりが神社のほうに漏れることがないよう遮光がなされていたり、隣接する公園には「ヒメボタルベンチ」と「ヒメボタル案内板」が設置されていたりと、さまざまな工夫が施されています。近隣のご家庭には明かりが漏れないように配慮してもらうよう呼びかけも行っており、「地域一丸でホタルを守っていこう」という姿勢が伝わってきました。
よる7時半すぎからはお待ち兼ねの観察会。あちらこちらから子どもたちの「光った!」「こっちにたくさんおるで」という元気な声があがっていました。飛んできたヒメボタルを手に取った女の子は「まさかホタルを手に取れるとは思っていなかった」と話していました。きっと、子どもたちにとっても貴重な経験になったことでしょう。